「3人のアンヌ」ホン・サンス、名実ともに“カンヌが愛する監督”に

OSEN |

ホン・サンス監督が名実ともに“カンヌが愛する監督”であることを証明した。

ホン・サンス監督の映画「3人のアンヌ」が21日(現地時間)、第65回カンヌ国際映画祭で公式上映スケジュールをこなした。

この日、「3人のアンヌ」はカンヌが愛する監督ホン・サンスとフランスの有名女優イザベル・ユペールが出演した映画であるだけに、曇った天気の中でも国内外メディアからの熱い関心の中、フォトコールと公式記者会見を行った。

まず、カンヌ映画祭のディレクターであるティエリー・フレモーは、ホン・サンス監督と劇的な感激のハグをし、カンヌ映画祭に8回も出品した監督に敬意を払った。ホン・サンス監督は今回、世界の有名な巨匠監督の作品に出演してきたイザベル・ユペールと映画を撮影し、現地でも世界的な巨匠として待遇を受けた。

イザベル・ユペールは「3人のアンヌ」だけではなく、ミヒャエル・ハネケ監督の「Amore」とともに、2本の映画で今回のカンヌ国際映画祭コンペティション部門に出品され、さらに関心が集まった。

また、カンヌ映画祭に今回で3回目の参加となる俳優ユ・ジュンサンを知っている海外メディアが増えた。

公式記者会見で、イザベル・ユペールは「韓国を代表するホン・サンス監督との撮影はどうだったか」という質問に対し、「2011年の春、写真展を行った際に、ホン・サンス監督の作品に出演することを決めた。韓国に行った時は何の準備もなく、好奇心いっぱいで訪れたが、実際に彼との撮影は、今まで知られていた即興性を超えて、繊細で緻密で精巧だった」と述べた。

また、あるドイツのメディアはユ・ジュンサンに「あなたのキャラクターは韓国男性の典型なのか?」という質問をし、ユ・ジュンサンは「違う。ライフセーバーだけが純粋なんだ」と答えた。

また、ユ・ジュンサンはイザベル・ユペールを記者会見で“イ先生”と呼んだが、このように呼ぶ理由が通訳されると、会場は笑いに包まれた。

「3人のアンヌ」は、ガラスクリーニング(Gala Screening)前日の20日、プレス上映で「イザベル・ユペールの明るい姿により、他の役まで楽しそうに見える可愛く楽しい映画」だと評価された。韓国では31日公開される。

記者 : チェ・ナヨン