「ソ・ジソブロード」最初の区間が完成、ギャラリーもオープン

OSEN |

俳優ソ・ジソブの名前を取った“ソ・ジソブロード”がいよいよその実体を表した。

20日、韓国の江原道(カンウォンド)楊口郡(ヤンググン)ではソ・ジソブロードの最初の区間に位置した、頭陀淵(ドゥタヨン)ソ・ジソブギャラリーの開館式が開かれた。計51kmのソ・ジソブロードの開始地点である頭陀淵ギャラリーをはじめ、最初の区間が完工したことを記念するためだ。韓国で初めて芸能人の名前を取ったソ・ジソブロードは、美しい景色に出会える特別な観光地で、国内外の観光客を引き寄せると予想されている。

同日午前10時から始まった頭陀淵ソ・ジソブギャラリーの開館式には、ソ・ジソブ本人が参加し、特別な気持ちを込めた挨拶の言葉とともに歴史的なテープカットを行った。この場には、ギャラリー開館式のニュースを聞いた国内外のファン数百人が、ソ・ジソブロードの本格的な出発を祝うために集まり“韓流スター”ソ・ジソブの名声を立証した。

ソ・ジソブは開館式が終わった後、遠路はるばる訪ねてきたファンに、完工したソ・ジソブロードの最初の区間を見せる頭陀淵道トラッキングイベントを開催。感謝の気持ちを伝えた。ソ・ジソブはこれに先立ち、去年6月3日に行われたソ・ジソブロードの着工式にもファンを招待し、一部の区間をあらかじめ公開することでファンへの愛情を表現した。

特に頭陀淵ソ・ジソブギャラリーにはソ・ジソブの未公開写真、彼が実際に撮った写真など、ソ・ジソブに関する様々な作品が展示され、ファンを熱狂させた。ソ・ジソブロードを造成する契機になったソ・ジソブのフォトエッセイ「ソ・ジソブの道」に収録されている彼の江原道(カンウォンド)旅行記をはじめ、映画、ドラマなどに出演したときの彼の多彩な姿も見ることができる。また、昨年熱い反響を得た映画「ただ君だけ」でソ・ジソブが着た映画の衣装も展示されている。

また、自然をそのまま利用した環境に優しいデザインが目を引く頭陀淵ソ・ジソブギャラリーは、これまで利用されていなかった白石山(ペクソクサン)戦闘記念館の旧警戒所を補修して作られた。DMZ(非武装地帯)区間を含んでいるソ・ジソブロードは、天恵の自然が美しい観光地というだけでなく、冷戦時代の最後の痕跡を感じられる歴史的にも意味深い観光名所に成長することが期待される。

ソ・ジソブロードのうち、最初に公開された最初の区間は、8kmに達する頭陀淵の非武装森の道の部分だ。計51kmになるソ・ジソブロードは、今後順次に整備され、オープンする予定だ。ソ・ジソブの全てを一つ一つ鑑賞できる頭陀淵ソ・ジソブギャラリーは、当日の観光も可能だが、頭陀淵の非武装森の道はDMZ地域であるため、訪問する前日までに申し込みが必要だ。

ソ・ジソブは「とても意味があり、光栄な日だ。自然がとても美しいこの場所にソ・ジソブロードを設けることにしたので、積極的に楊口(ヤング)地域を知ってもらうために努力する。これから楊口をたくさん愛してほしい」と頭陀淵ソ・ジソブギャラリーの開館を祝う挨拶の言葉を述べた。

記者 : イ・ジヨン