ミュージカル「キャッチ・ミー・イフ・ユー・キャン」…昼公演時代の幕開けか?

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写真=SEMカンパニー

韓流スター総出演のミュージカル…アジアの観客を魅了!

平日午後4時のミュージカル公演会場が、多くの観客で賑わい話題になっている。

3月28日に幕を開けたミュージカル「キャッチ・ミー・イフ・ユー・キャン」は、火~金曜日の平日公演を午後4時と8時の2回で行っている。韓国の大型ミュージカルと言えども、平日に2回ずつ毎日公演するのは異例のことである。

これについて「キャッチ・ミー・イフ・ユー・キャン」の広報を担当しているSEMカンパニーのキム・ミンヒャン代理は「平日に2回ずつ公演を行うのは、韓国の演劇界でも異例のこと。日本・香港・中国などアジア圏のファンや主婦たちが昼公演の主な観客層だ」と説明した。

「キャッチ・ミー・イフ・ユー・キャン」には、少女時代のサニー、SUPER JUNIORのキュヒョン、SHINeeのキーなど、多くの韓流アイドルスターたちがキャスティングされている。韓流スターの公演を直接観るために、アジア各国のファンが公演会場に押し寄せているのだ。

キム・ミンヒャン代理は「同ミュージカルのキャスティングのニュースが報じられたときから、外国人観光客の反応が非常に熱かった。韓国の観客なら、午後4時ごろは仕事で忙しい時間だが、外国人観光客の場合は時間的にも余裕があり、3日間韓国に滞在して、その間立て続けにミュージカルを観覧する人もいる」と話した。

「キャッチ・ミー・イフ・ユー・キャン」は現在、ソウル漢南洞(ハンナムドン)のブルースクエアで公演されている。全1,000席というこの公演会場だが、午後4時の公演はほぼ8割近い観客収容率を記録している。

外国人観客の割合についてキム代理は「外国人がチケット予約サイトで平日の午後公演を直接予約する割合は、38%くらいだ。しかし、韓国の知人や旅行代理店を通じて大量予約するケースを含むと、50%を超える昼公演の観客が外国人だと推定できる」と説明した。また、このような外国人観光客のために劇場の両端には日本語字幕サービスが提供されている。

2011年のトニーアワーズで4部門にノミネートされ、主演男優賞を受賞したミュージカル「キャッチ・ミー・イフ・ユー・キャン」は、レオナルド・ディカプリオが天才的な詐欺師を演じて人気を集めた同名映画をもとに制作された。同ミュージカルは6月10日まで上演される予定で、オム・ギジュン、ジョンフン、SUPER JUNIORのキュヒョン、SHINeeのキー、パク・クァンヒョン、キム・ボムレ、イ・ゴンミョン、イ・ジョンヨル、イ・ヒジョン、少女時代のサニー、チェ・ウリらが出演している。

記者 : チョ・ギョンイ