JYJ ジェジュン、ドラマ&映画の掛け持ち出演に“心配の声”

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同時期にドラマと映画に出演することになったJYJのメンバー、ジェジュンに懸念と期待の声が寄せられている。

昨年、KBS 2TVのドラマ「ボスを守れ」に出演した経験はあるものの、初の映画と時代劇であるという点で「心配だ」という反応が多い。「両方共にうまくこなすだろう」という期待もあるが、「意欲が大きすぎるのではないか」という懸念の声も出ている。

ジェジュンは今月初めからソン・スンホン、イ・ボムス、パク・ミニョンとともに出演するMBC週末ドラマ「Dr.JIN」の撮影に力を入れている。 簡単な医療装備だけを持って1860年代にタイムスリップした実力派外科医(ソン・スンホン)が繰り広げる愛と対立、友情を描く同ドラマであり、ジェジュンは朝鮮最高の武官ギョンタクを演じる。最高の武術実力を備えた武芸家の後孫で、21世紀から来たソン・スンホンに剣を構える人物。ソン・スンホンとともに時代劇の出演は初めてである。

ところが、5月からは初の映画出演も決まっている。同じ事務所の女優ソン・ジヒョと共に映画「コードネーム:ジャッカル」にキャスティングされたのだ。9日、ソウル忠武路(チュンムロ)にある映画社の事務室で告祀を行い、本格的な撮影に突入した。「コードネーム:ジャッカル」はモーテルで起こった殺人事件に絡んだ女性殺し屋とトップスターが繰り広げるストーリーを描いたコミックアクション映画。ジェジュンはトップスターのチェ・ヒョン役を演じ、初めてコミック演技にチャレンジすることになった。

しかし、初の時代劇出演と映画出演を控えているジェジュンに懸念の声が寄せられている。厳しい撮影スケジュールで有名なドラマに出演しながら、映画撮影を並行することは容易ではないという懸念だ。本意ではないものの、片方に迷惑をかけることになるだろうし、最悪の場合は両方に迷惑をかけるかもしれないという声さえ出ている。

「Dr.JIN」のある関係者は、「ジェジュンのスケジュールを考慮して撮影分量をある程度確保しておいたが、中盤になれば撮影が週に4~5日にまで増えるので少し心配だ」とし、「ジェジュンの事務所の危機管理能力を信頼している」と述べた。

「コードネーム:ジャッカル」の制作陣も、「ジェジュンとソン・ジヒョは同じ事務所なので、スケジュールのトラブルはほとんどないだろう」としているが、内心はドラマによって映画撮影のスケジュールがめちゃくちゃになってしまうのではないかと心配しているようだ。制作会社であるノマドフィルムは、国内の興行はもちろん、日本、東南アジア、南米の輸出にも有利な「ジェジュンカード」を確保するため水面下で動き、最大限ジェジュンのスケジュールに協調するという約束をしてからやっとキャスティングを決めることができた。

しかし、ある映画制作会社の代表は「撮影当日に台本が渡される最近のドラマ制作環境を考慮すると、ジェジュンの掛け持ち出演は事実上不可能だと思う」とし、「俳優を保護するという意味からも望ましくない。作品と俳優の両方とも、役に立たないかもしれない」と指摘した。

ある俳優のマネージャーは、「ジェジュンの現場マネージャーが誰かは知らないが、3か月間の苦労が目に見えるようで人ごととは思えない」とし、「俳優の安全のために2~3人のマネージャが交代して運転するようにし、十分な睡眠と休憩時間を与えるべきだ」と伝えた。忙しいスケジュールの中で両方の約束時間に間に合わせようとすると、不意の事故に直結する場合もあるので、特別に注意すべきだというアドバイスだった。

2009年にTBSでもドラマ化された「Dr.JIN」は、26日夜にチャン・ドンゴン、キム・ハヌル主演のSBS「紳士の品格」と初めて激突する。ペ・ヒョンジュン監督の「コードネーム:ジャッカル」も下半期の公開を目指して5月にはクランクインする。昨年はボスを守ったジェジュンが、「Dr.JIN」と「コードネーム:ジャッカル」を無事に守れるか見守りたい。

記者 : キム・ボムソク