miss A スジ、新人賞3冠を狙う“欲張り少女”

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写真=TVレポート DB
新人賞3冠に挑戦するスジ(miss A)の受賞結果が26日に明らかになる。スジはこの日、ソウル蚕室(チャムシル)にあるソウルオリンピック公園のオリンピックホールで開かれる「第48回 百想芸術大賞」で映画部門の女性新人賞の候補となった。ドラマ、音楽業界に続き、映画界も席巻しようとするなんて、かなり欲張りの女の子である。

2010年にミニアルバム「Bad But Good」でデビューしたmiss Aは、同年ケーブルチャンネルMnetのアジアンミュージックアワード(MAMA)で新人賞を受賞した。デビュー当初から従来のガールズグループとは一味違うイメージをアピールしたmiss Aは、miss Aならではの音楽世界まで構築しながら急浮上した。

メンバー中でもスジは可憐さの象徴だった。白い肌のお陰で「もち肌」、くすみのないすべすべ肌のお陰で「陶器肌」と言われるようになり、ストレートのロングヘアを下ろした彼女の姿は男性ファンを虜にした。さらにステージで可愛い表情をしながら、バラエティ番組ではシルム(日本の相撲に当る韓国の民族競技)まで手軽くこなせる彼女の大らかな魅力で女性ファンの心をも捉えた。

歌手として認められたスジはドラマに目を向ける。昨年放送されたKBS 2TVドラマ「ドリームハイ」で演技を始め、キム・スヒョンとの恋愛模様を繰り広げる彼女に羨ましいという女性ファンの声が殺到した。初挑戦のドラマで安定した演技を見せ、高い評価を得たスジは「想像の中の女子高生」のイメージを固めることに成功した。そして同年「KBS演技大賞」で女性新人賞を受賞した。

スジの美貌と演技力は先月22日に公開された映画「建築学概論」でさらに輝いた。初恋の象徴と言われるハン・ガインの子役を演じたスジは、可憐な魅力で人々を魅了させた。ドラマを通じて「演技もするアイドル」に、映画を通じては「演技のできるアイドル」に自分の領域を一層広めた。

「建築学概論」は24日(映画館入場券統合ネットワーク基準)に338万2947人の観客を動員し、「私たちの幸せな時間」(313万人)を抜いて恋愛映画部門のトップとなった。この勢いでスジが映画部門の新人賞まで受賞し、映画、歌謡、ドラマで新人賞3冠を記録するかどうかに関心が集まっている。

女性新人賞を巡ってスジと競争を繰り広げる女優は、「サニー 永遠の仲間たち」のカン・ソラ、「パパ」のAra、「悪いやつら」のキム・ヘウン、「ダンシング・クィーン」のオ・ナラである。果たしてスジがこの手強い候補との競争で3冠の達成に成功するかどうか、期待が寄せられている。

記者 : チェ・ミンジ