超新星“日本ではトップスターでも、韓国では存在感ゼロ?”

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日本では大人気のトップスターだが、韓国では存在感が薄いアイドルグループ超新星。彼らには一つの課題がある。

先日リリースしたミニアルバム「Stupid Love」を通じて、超新星のメンバーを広く知ってもらうことだ。また韓国のファンに親近感を持ってもらうため、努力しようとしている。

韓国で音楽活動はあまりしなかったものの、多様な作品に出演しながら着実に認知度を上げてきたため、名前を知られるのは時間の問題だろう。超新星も韓国では認知度が低いことはよく分かっている。

「韓国での活動はうまく行きませんでした。アルバムが発売されたものの、反応が思ったより良くなかったので、事務所では時期を見ましょうと2年間アルバムを出させてくれませんでした。僕たちもすごく悩みました。ある意味、僕たちは捨てられたアイドルなんじゃないかなとも考え、歯を食いしばりました。僕たちの力でやっていくしかないと思いましたし、むしろ結束力が強くなりました。その後、運よく日本で活動するチャンスがあり、それを掴んだのです」

彷徨っていた超新星は、日本のエンターテインメント業界に携わる人と連絡を取るようになり、韓国と日本での活動を並行することにした。

超新星は再び訪れたチャンスを逃したくない気持ちで練習に励んだ。日本に進出した当時はひらがなも知らなかったが、今はメンバーの全員が自分の感情や意思を自由に表現できるほど、日本語が堪能になった。

そして、ユナクの入隊後、メンバーたちはソロ活動に専念した。

ソンジェはミュージカル「めっちゃめっちゃ大好き」、tvNのドラマ「1年に12人の男」に出演し、日本では「君にラブソングを」「僕たちのアフタースクール」に出演しながら“演技派アイドル”になった。

グァンスはSBSドラマ「サイン」、MBC every1「リアル・スクール」に出演し、Sugar、Seeya、FTISLAND、Davichiなどのミュージックビデオに出演しながら“癒し系”のイメージを固めた。

ジヒョクは最近終了したチャンネルAの「僕らのイケメン青果店」に出演して人気を博した。2005年に出演した映画「モンジョンギ(夢精期)」が初作品だった彼は、日本で映画「君にラブソングを」や「僕たちのアフタースクール」に出演して顔を広めた。

ソンモはミュージカル俳優としても認められた。ミュージカル「宮」「Roly-Poly」などを通じて日韓ファンに愛された。ゴンイルはKBS「サンドゥ、学校へ行こう!」、MBC「恋したい」、「魂」などの作品で熱演した。

超新星の長所はメンバー全員が歌だけでなく演技もできるということ。

「もともと歌手としてデビューしたが、演技にも関心がありました。みんな歌も演技も上手な“マルチアイドル”になりたかったんです。時々互いの演技をチェックしながらアドバイスもします。メンバーたちの助言や叱責が役に立ちます」

超新星は今回発表したアルバムのほかにも、7月にもシングルを発売して活動を続ける計画だ。

「これからは休んじゃいけないと思います。やるべきことがたくさんありますから。韓国での活動も頑張ります。存在感の薄かった超新星ですが、存在感の強いアイドルになるために努力します」

記者 : カン・スンフン、写真:ムン・スジ