「ラブレイン」ユナ、容貌よりも綺麗な演技…高まる“女優”への期待

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写真=YOON’S COLOR
見ていると、その美しさに思わず感嘆の声が出そうな少女時代のユナが、抜群の演技力で視聴者の心を惹きつけている。演技力はグンと上がり、最高のガールズグループらしい顔は相変わらず美しい。歌手だけでなく、今は女優としての雰囲気が感じられる。

KBS 2TV月火ドラマ「ラブレイン」でユナは、自然な演技で視聴者の心を動かしている。彼女は、70年代の清楚で綺麗な女子大生、キム・ユンヒに続き、2012年の明るくて前向きな少女、チョン・ハナまで、まったく違う二役を立派に演じている。綺麗なビジュアルだけでアピールするわけにはいかない。一層豊かになった感情や洗練した表情で画面を圧倒している。その“女優”としてのユナを見る視聴者は、高く評価するしかないだろう。

先輩俳優チャン・グンソクとのラブシーンと涙を見せるシーンなどに、彼女は怯まず臨む。大先輩のイ・ミスクとの母娘演技も気楽にやっているように見える。視線や指先の動きのような小さなジェスチャーからも余裕が感じられる。手を打って大笑いしているかと思えば、いつの間にか目に涙をいっぱい浮かべてチャン・グンソク、いや、全ての男の心を揺らす能力を発揮する。

ユナは、「ラブレイン」で2009年のドラマ「シンデレラマン」以降、約2年ぶりに俳優に戻った。その前、平日ドラマ(月曜日から金曜日まで毎日放送するドラマ)「あなたは私の運命」で本格的に演技を始め、今は3作品目に過ぎない。しかし、演技力はものすごい速さで身についている。「いつここまでになったのか」と思うくらい、成熟した。「シンデレラマン」に出演した時は、演技力に疑問を持つ人も多かったが、今はそんな疑問はなくなった。

また、少女時代がアジアを越え、ヨーロッパまで進出するハードなスケジュールの中で収めた成果は、さらに素晴らしい。アルバムを出し、歌手としての活動も忙しいのにいつこれほど演技を学んだのか。結局、悩みと練習を重ねて得られた当然の結果ではないかと思う。ガールズグループの中ではかなり先輩になった少女時代だが、女優としてのユナはまだ新人と変わらない。ただ3作品の主演だけで抜群の成長を見せている“女優ユナ”への期待は高まるしかないだろう。

記者 : ユン・ガイ