「ハナ~奇跡の46日間~」ヒョン・ジョンファ“私の20代前半を演じられる女優はハ・ジウォンしかいない”

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韓国馬事会卓球団の監督ヒョン・ジョンファが自身の20代前半を演じられるのはハ・ジウォンしかしないと語った。

ヒョン・ジョンファ監督は12日午後ソウル光化門(クァンファムン)のレストランで行われたインタビューで、映画「ハナ~奇跡の46日間~」のキャスティングにまつわる裏話を明かした。

映画「ハナ~奇跡の46日間~」は1991年に結成された史上初の南北合同チームの実話を映画化した作品である。ヒョン・ジョンファ監督は「ムン・ヒョンソン監督が映画化する計画を話した時に、私の20代前半の頃を演じられるのはハ・ジウォンさんしかいないと思っていた。他の女優とは異なり、彼女は強いイメージだったので、そう思っていたようだ」と語った。

続いて「私だけでなく、卓球界のすべての人がハ・ジウォンさんにピッタリな役だと口を揃えて語った。結局ハ・ジウォンさんに出演依頼をするようになった」と語った。

卓球界の願いとは裏腹に、ハ・ジウォンはオファーされたヒョン・ジョンファ役を断ったという。卓球というスポーツを完璧に身に付けなければならないのが負担を感じたからである。しかしシナリオを読み終わったハ・ジウォンは「この役は私がやらないと」と出演を決めた。

ハ・ジウォンは期待していた以上にヒョン・ジョンファの卓球を完璧に再現したという。女優の卓球のトレーニングを担当していたヒョン・ジョンファ監督は「厳しいトレーニングだったが、嫌な顔一つせず、トレーニングに付いてきてくれた」と言いつつ「トレーニングの当時はやれるからやっているのだと思っていたが、後になってハ・ジウォンさんが『監督が続けろっていうので、やるしかなかった』と言った。厳しくしたわけではないが、私を怖がっていたようだ」と語った。

史上初の南北合同チーム“KOREA”の46日間の裏話を描いた映画「ハナ~奇跡の46日間~」は5月に公開される。

記者 : ぺ・ソニョン、写真:クァク・ギョンフン、翻訳:チョン・ジュヨン