失明の危機を告白したハ・ジウォン…2005年に角膜寄贈を誓約

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4月3日に放送されたKBS 2TV「キム・スンウの乗勝長駆(スンスンチャング)」に出演し、「失明の危機」を告白した女優のハ・ジウォンが、2005年1月に「愛の臓器寄贈運動本部(本部長パク・ジンタク)」を通じて角膜寄贈を誓約したことが分かった。

日ごろから親しい仲間であるキム・スンウの「乗勝長駆」に出演したハ・ジウォンは「野外撮影中に虫に噛まれたか、目をケガして1ヶ月ほど包帯を巻いて生活したことがある」と話し「女優を続けられるか心配するくらいだった」と当時の状況を告白した。

実際に、ハ・ジウォンは2004年5月、野外撮影の後に角膜が損傷して、苦しい状況に陥っていた。当時、ある刑務所の収監者から「角膜を寄贈してあげたい」という手紙をもらったことをきっかけに、ハ・ジウォンは「角膜寄贈」への旨を明かし、翌年の2005年1月6日、当時の「愛の臓器寄贈運動本部」のオフィスで角膜寄贈の誓約式を行った。

この場でハ・ジウォンは「去年、角膜の損傷で辛かった時、私に力になってくださった方のように、私も目の不自由な方に力になりたい」と感想を述べた。また、ハ・ジウォンは「自分の目はファンたちが愛してくれるものだから、撮影時にも目を大事にしている」と話し「澄んだ目で演技したいと思ってコンタクトレンズも付けない」と明かした。

当時のハ・ジウォンの角膜寄贈の誓約式に参加した40人あまりの取材陣に対しても「記者の皆様もここにいらしているから、一緒に誓約しましょう」と話した。所属事務所の関係者も角膜寄贈を誓約し「愛の臓器寄贈運動本部」の関係者からエールと拍手が送られた。

ハ・ジウォンは現在、MBC水木ドラマ「キング~Two Hearts」で北朝鮮の将校を演じており、韓国卓球の代表選手である玄静和(ヒョン・ジョンファ)を演じた映画「ハナ~奇跡の46日間~」は5月に公開される予定だ。

記者 : キム・デオ