史上初の南北合同卓球チームの実話を映画化したハ・ジウォン、ペ・ドゥナ主演の「ハナ～奇跡の46日間～」(監督：ムン・ヒョンソン、制作：The Tower Pictures)が感動的な予告編を公開した。

1991年に日本の千葉県で開かれた世界卓球選手権大会で、金メダルを取ることより一つのチームになる方が困難だった、史上初の南北合同チーム“KOREA”の46日間の裏側を描いた作品で、当時韓国国民の胸を熱くした試合の裏に隠されていた選手たちのストーリーを描いた。

26日に公開された予告編には卓球選手ヒョン・ジョンファのナレーションで金メダルのために46日間共に生活し、試合を展開する姿やバスで握り合った手を離せない姿が盛り込まれ、感動を与えた。

韓国代表のヒョン・ジョンファ役を演じるハ・ジウォンと北朝鮮代表のリ・ブンヒ役を演じるペ・ドゥナの完璧な演技で、公開前から観客の期待が集まっている。ハ・ジウォンは現在MBCのドラマ「キング～Two Hearts」で北朝鮮特殊部隊の教官、キム・ハンアとして出演しており、さらに注目が高まっている。

「ハナ～奇跡の46日間～」は南北代表の選手たちが韓国と北朝鮮ではなくKOREAという名の同じチームになるまでの過程を描いた作品で、ムン・ヒョンソン監督初の演出作。現在映画の作業は後半に向かっており、5月に公開される予定だ。