ポン・ジュノ「スノーピアサー」26日にいよいよ出発…ソン・ガンホ他海外スター搭乗

OSEN |

ポン・ジュノ監督の「スノーピアサー(Snow Piercer)」がいよいよ出発する。

映画専門誌「エクストリームフイルム」の報道によると「スノーピアサー」は今月26日にクランクインし、7月1日まで撮影する予定だという。

「スノーピアサー」はパク・チャヌク監督がプロデューサーを務め、約400億ウォン(約30億円)の制作費が投入される超大作映画。ポン・ジュノ監督が脚色及び演出を担当した。

1985年アングレーム国際漫画祭の大賞受賞作のジャン・マルク・ロシェットのフランス漫画がその原作だ。気候武器の発明で氷河期を迎えた地球において、唯一人間が生存できる空間である列車の中で繰り広げられる、人間群像の話を描いている。政治家や有名人が搭乗した列車は、酒や麻薬が横行し、一般市民の客車は食料を手にするため泣き叫ぶといった社会的なメッセージも込めている。

「スノーピアサー」は超豪華キャスティングを誇る。韓国を代表する演技派俳優ソン・ガンホと、「エレファント・マン」「ヘルボーイ」「メランコリア」などに出演した英国俳優ジョン・ハート、「アベンジャーズ」のクリス・エヴァンス、「ベンジャミン・バトン 数奇な人生」のティルダ・スウィントンなどが出演する。

また「ヘルプ 心がつなぐストーリー」の家政婦役で様々な映画賞を独占したオクタヴィア・スペンサーの他にも、「ビリーエリオット」「ジャンパー」「マン・オン・ア・レッジ」で熱演したジェイミー・ベルなど、世界的に名のある演技派俳優が出演を決めた。

ポン監督は、2009年10月の第14回釜山国際映画祭の「アジュダムダム」というコーナーの「2009年話題の中心に立ったアカデミー」で、「スノーピアサー」について、「現在脚色を準備しており、汽車に関する本を20-30冊くらい読んでいる。記者の車輪を見ながら時間を過ごす」と言ったことがある。

映画はモホフィルム、オパスピクチャーズが共同制作し、2013年に公開予定。

記者 : チェ・ナヨン