“韓国映画界の新星”イ・ジェフン…甘くて苦い魅力

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映画「建築学概論」の公開と同時に、ドラマ「ファッションキング」でも活躍

まさに俳優イ・ジェフンが全盛期を迎えようとしている。これまで“韓国映画の新星”として期待を集めていた新人が本格的に動き始めた。

最近、イ・ジェフンが出演する映画とドラマ2つの作品が同時に公開された。映画「建築学概論」と「ファッションキング」だ。興味深いのは、2つの作品でイ・ジェフンの相反する姿を見られること。言ってみれば甘さと苦さだ。

「建築学概論」でイ・ジェフンは初恋に悩む20歳の青年スンミン役を演じる。映画のキャラクターは、好きな相手に積極的になれないシャイな男である。気まずそうな笑みを浮かべては、細かく彼女を思いやるところから、俳優イ・ジェフンが持つ独特な魅力を感じることができる。

イ・ジェフンは、13日「建築学概論」の記者試写会で、「映画のように(初恋の人に)再会したら、何を言ったらいいか思い浮かばない」と、青年らしい初々しさも見せた。そういった姿が映画にもうまく溶け込んでいる。

一方、ドラマ「ファッションキング」でのイ・ジェフンは、気難しく冷たい魅力を見せる。イ・ジェフンは、「ファッションキング」で、ファッショングループの後継者のチョン・ジェヒョク役を演じる。何不自由ない生活を送る、冷たく気難しい性格のキャラクターだ。イ・ジェフンは12日の制作発表会で「ドライアイスのように冷たいが、火傷をする人」だと、自分のキャラクターを説明した。

去年すでにイ・ジェフンは「Bleak Night(原題:番人)」と「高地戦」で、観客に強烈な印象を残した。やや重く暗かったキャラクターから、より幅広いキャラクターを披露することになったため、今年はさらに期待が大きい。

ある業界関係者は「本人が挑戦的で楽しい作品を好む。他のことに目を配らず、休まず作品に集中するスタイルだ。普段から勤勉・真面目で、演技への意欲も高い」と彼の長所や魅力を述べた。

性格の違う2つの作品は、俳優としてもいい経験になるが、視聴者にとってもイ・ジェフンの新しい魅力を見つける良い機会となる。同時に、俳優としてイ・ジェフンがステップアップする機会でもある。

記者 : イ・ソンピル