「太陽を抱く月」キム・スヒョンのカヤグム練習シーン、瞬間視聴率48.1%“最高の1分”

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写真=MBC「太陽を抱く月」スクリーンショット
15日に放送されたMBC「太陽を抱く月」(チン・スワン脚本、キム・ドフン、イ・ソンジュン演出、ファンエンターテインメント制作)最終回で瞬間視聴率がもっとも高かった1分は、どのシーンだろうか。

16日、視聴率調査会社AGBニルソンメディアリサーチによると「太陽を抱く月」の最終回で最高視聴率を記録した1分はフォン(キム・スヒョン)がヨヌ(ハン・ガイン)の誕生日を迎え、サプライズイベントを準備しようと内緒でカヤグム(韓国固有の弦楽器。桐で長ながい共鳴胴を作つくり、その上に12弦を張る)を練習するシーンだった。

ヨヌと婚礼を挙げた後、跡継ぎを産み、幸せな暮らしをしていたフォンたちは、時間が過ぎても仲のいい夫婦だった。ある日、フォンはいつものようにヨヌと上表文を読んでいたが、突然、康寧殿(カンニョンジョン:王の寝殿)に用事があると急いで部屋を出た。そのため、宮女たちは「もしかして、殿下が康寧殿にこっそりほかの女性を隠しているのでは?」と疑ったりもした。

フォンは康寧殿に入り、密室からある女性を呼び出した。この女性の招待はカヤグムの名人。フォンはこの名人からカヤグムを学び、ヨヌの誕生日にサプライズイベントをしようしたのだ。

しかし、自信満々だった様子とは違い、カヤグムを習得するスピードが遅かった。さらには、自分で演奏していたカヤグムを投げ出し「他の楽器をもってこい」と駄々をこねる。それを見た宦官ヒョンソン(チョン・ウンピョ)が楽器を試してみると、その場で名人に引けを取らないほどの腕前を誇った。

フォンはヒョンソンの演奏を聴いて「カヤグムはいつ学んだ?」と聞き、驚いていた。ヒョンソンは「特に学んだことはなく、殿下が学んでいる時、隣で見て、暇つぶしで練習してみただけです」と多少生意気な(?)態度を取った。フォンはきょとんとし、ヒョンソンに「後ろ向きにたっていろ」と命じ、笑いを誘った。

このシーンは全国基準44.0%の視聴率を記録した。この日の最終回の平均視聴率は42.2%で、自己最高視聴率を更新し、有終の美を飾った。

「太陽を抱く月」の後番組としてイ・スンギ、ハ・ジウォン主演の「キング~Two Hearts」が21日から放送される。

記者 : チャン・ヨンジュン