キム・ボム「パダムパダム」から「サイコメトリー」へ…予知力は続く

OSEN |

キム・ボムが3年ぶりに映画に復帰する。

キム・ボムはファンタジー・スリラー映画「サイコメトリー」で殺人事件を予知し、グラフィティで表現するミステリアスな青年ジュンを演じる。

「サイコメトリー」は強力係刑事ヤン・チュンドン(キム・ガンウ)が、児童失踪事件は誘拐、殺人と関連があると判断し事件を解決する過程で、壁にグラフィティを描くミステリアスな青年ジュンを犯人として思い込むことから始まるエピソードを描く物語だ。

キム・ボムは、前作のJTBCドラマ「パダムパダム~彼と彼女の心拍音」(以下、パダムパダム)に続き、もう一度ファンタジーに挑戦する。

「パダムパダム」でキム・ボムが演じた人情溢れる天使クッスは、未来のカンチル(チョン・ウソン)に押し寄せる死を予知するキャラクターだった。キム・ボムは「サイコメトリー」でも殺人事件を予知するキャラクターを演じる。一人の俳優が予知力を持っている二つのキャラクターと出会い、妙な好奇心を誘う。

クッスとジュン、どちらも死を予知するキャラクターだが、その雰囲気は全く違う。クッスは可愛く馴れ馴れしいキャラクターで、自分を人から産まれた天使だと信じる4次元の魅力の持ち主だ。これに比べジュンは、暗く陰湿な雰囲気を漂わせる。

「サイコメトリー」では「パダムパダム」とは正反対に、暗さを併せ持った予知力を披露する予定であり、彼の演技の変身が注目される。

キム・ボムは「パダムパダム」でクッスへの完璧な変身と、キャラクターへの没頭により著しい成長を見せ好評を得た。「パダムパダム」に続いて選択した「サイコメトリー」でも、ミステリアスな男ジュンをどのように演じるのかが期待される。

地道に演技の幅を広げ、真の俳優の道を歩んでいるキム・ボム。彼の再発見が見られる時期だ。

記者 : カン・ソジョン