SHINeeからCNBLUEまで“男神”たちの春闘…勝負に注目

OSEN |

芸能パワー「神話」に続き、K-POPパワー「SHINee」、音源パワー「CNBLUE」も出撃

今月末、男性グループ歌手がK-POP界トップの座をめぐって激しい闘いを繰り広げる。

今年でデビュー14年を迎えた神話(SHINHWA)が、22日にニューアルバムのリリースを予定している中、その前後にはSHINeeとCNBLUEが布陣している。それだけでなく、新人グループBTOB、NU'ESTなども挑戦状を叩きつけた。

神話は、10枚目となるアルバムのタイトル曲「VENUS」のMV(ミュージックビデオ)撮影現場の写真を公開して期待を集めている。写真で神話のメンバーは、現代的なヴァンパイアに扮している。神話カンパニーは、「神話メンバー全員が作詞・作曲・編曲などアルバム制作全体の作業に関わった。タイトル曲『VENUS』は、エレクトロニカジャンルで、メンバーのイ・ミヌが作詞した歌詞や、パワフルな振り付けで、K-POP界に新しい衝撃を与えるだろう」との見通しだ。

元祖“芸能ドル”神話のカムバックに放送業界もざわめいている。すでにKBS「キム・スンウの乗勝長駆(スンスンチャング)」が神話特集を2週連続放送しており、MBC「黄金漁場‐ラジオスター」も来週の神話特集を予告している。17日にはJTBC「神話放送」の放送が開始され、それ以外にもバラエティ番組が神話に声をかけている。神話側は、「K-POPだけでなく、バラエティの歴史を書き換える瞬間を期待してほしい」と自信を示している。

SHINeeは、21日に4枚目のミニアルバム「Sherlock」を発売する。その二日前の19日には、MelOnを含む韓国の音楽サイトだけでなく、iTunesなど多くの音楽サイトを介して楽曲を先に公開し、世界のファンに向け紹介する。

韓国での活動を控え、K-POPを代表する人気グループに成長したSHINeeは、やはり海外の有名アーティストと手を組んで世界を視野に入れた新曲を準備している。 振り付けの担当は、故マイケル・ジャクソンの最後のツアーになる予定だった「THIS IS IT」をはじめカイリー・ミノーグ、ジャネット・ジャクソンなど世界的なポップスターの振り付けを担当したトニー・テスタということで、さらに期待が高まる。またメンバーたちは、これまでのか弱い少年のイメージから脱皮し、トップスを脱いだ予告写真を公開するなどし、話題を呼んでいる。

人気バンドCNBLUEも、3月末のニューリリースを確定した。16日はCNBLUEのジョン・ヨンファの自作曲「まだ愛してる」を先行公開し、19日からはメンバー別の予告映像を公開する予定だ。

去年「直感」で音源ランキング(音楽配信サイトでのダウンロードランキング)を賑わせただけに、今年も音源パワーが続くか関心を集める。さらに、昨年1年間で、日本をはじめアジア地域で大きく人気を集めており、位置づけもだいぶ変わった。個人の活動も活発になり、現在カン・ミンヒョクはKBS週末ドラマ「棚ぼたのあなた」への出演を確定し収録を開始しており、イ・ジョンヒョンもSBS「紳士の品格」にキャスティングされた。

新人グループの挑戦も激しい。キューブエンターテインメントは、世界向けの新レーベル、キューブDCを立ち上げ、22日に7人組の新しいボーイズグループ・BTOBを披露する予定。14日、ID FILMを公開し、アクロバティックとタンブリングを組み合わせた派手なパフォーマンスを公開した。他のグループに比べ、感性の面も充実しているという。BTOBというチーム名は、彼らの音楽的な意思と総体的な希望・覚悟を意味する「Born To Beat(ビートのために生まれた)」の各頭文字を取ったもので、「BEAT」の二重的な意味が背景になった。

AFTERSCHOOLの事務所プレディスも、新グループNU'ESTをデビューさせた。NU'ESTは15日にデビューシングル「FACE」の音源とMVを公開している。NU'ESTはMVで、学校での暴力やいじめなど、社会問題に対しての10代の声を代弁し、最近の10代の心を率直に訴え、注目されている。

記者 : イ・ヘリン