「太陽を抱く月」放送休止…新水木ドラマの3局同時スタートは水の泡に?

TVREPORT |

MBCストライキの影響でMBCの水木ドラマ「太陽を抱く月」(脚本:チン・スワン、演出:キム・ドフン)の放送休止が決まった。そのため、地上波3局が新しい水木ドラマを14日に同時スタートさせることも叶わなくなりそうだ。

MBCは6日、公式報道資料を通じて「3月7日(水)、8日(木)の午後9時55分には『太陽を抱く月』のスペシャルが放送されます。放送時間は変わりありません」と伝えた。「太陽を抱く月」最終回の延期によって、後続作である「キング~Two Hearts」(脚本:ホン・ジナ、演出:チョン・デユン)の第1話の放送も延期されることとなった。

このため視聴者は「キング~Two Hearts」とKBSの「赤道の男」(脚本:キム・インヨン、演出:キム・ヨンス)、SBSの「屋根部屋のプリンス」(脚本:イ・ヒミョン、演出:アン・ギルホ)が繰り広げる“3月14日の第1話対決”を楽しめなくなりそうだ。

しかし「屋根部屋のプリンス」と「赤道の男」が、延期された「キング~Two Hearts」に合わせて放送を延期する可能性も捨てきれない。「屋根部屋のプリンス」と「赤道の男」の制作陣は「太陽を抱く月」の放送休止ニュースを聞いて、ドラマをいつ始めるかに対して議論しているという。これは「キング~Two Hearts」と同じ日に第1話を放送したいSBSとKBSが互いの様子を伺っているという意味でもある。

「太陽を抱く月」はSBSの「お願い、キャプテン」、KBSの「乱暴なロマンス」と1月4日に同時スタートし、第1話で水木ドラマの視聴率トップとなり、その後も引き続き話題の中心になった。それだけに、初回で視聴者を獲得する重要性をどの局よりもよく認識している制作陣の悩みは大きいであろう。

記者 : イ・ウイン