日韓で20万人を動員した「YG Family Concert in Japan」大盛況

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BIGBANG、2NE1、SE7ENをはじめとするYGエンターテインメント所属のアーティストが大集結した「YG Family Concert in Japan」が1月22日(日)、さいたまスーパーアリーナで最終日を迎えた。今回YGエンターテインメント15周年を記念して日本でも開催された同公演は、これまでの韓国アーティストの公演の中でも過去最大規模の動員数を記録し、YGエンターテインメント所属のアーティストの人気を表している。


2NE1

トップバッターを切ったのは個性派4人組ガールズグループ、2NE1。登場前に場内のモニターにPVの映像が流れるとすぐさま異様な盛り上がりを見せ、一曲目の「FIRE」から観客が総立ちとなった。続けて、ヒット曲「CAN'T NOBODY」「UGLY」などを熱唱。パワフルなステージを披露し、会場を沸かせた。MCでは日本語の堪能なCLがリードし、今年の抱負などを語った。


BIGBANG

ステージの上から登場したBIGBANGに会場の盛り上がりは最高潮に。「TONIGHT」ではお馴染みのギターを振りかざすパフォーマンスを披露し、「Hands UP」では観客と共にジャンプし一体感を見せた。MCではG-DRAGON、D-RITEが「この場に立てて嬉しい」「ステージがいかに大事なのかが分かった」と再度メンバー全員でステージに立てる喜びを語り、「声をきかせて」では5人ならではのハーモニーで観客を魅了した。会場の盛り上がりにメンバーたちは「今日は帰りたくない」「最後なのが名残惜しい」と口を揃えた。


Gummy

昨年11月に日本デビューを飾った、韓国バラード界の女王・Gummy(コミ)。デビューミニアルバムの収録曲である「ゴメンネ feat. T.O.P」をしっとりと歌い上げ、手を合わせた「ゴメンネ」のポーズが印象的なダンスを披露した。一方、「LOVE IS A LIE」では力強いボーカルにヘッドバンキングを取り入れ、普段とは違った魅力をアピールした。
自身が“観客の前でカバーして歌ってみたかった曲”としてglobeの「DEPERTURES」を披露すると、小室哲哉がピアノ演奏で登場、サプライズゲストに会場には大歓声が巻き起こった。


SE7EN

ヒット曲「BETTER TOGETHER」の日本語バージョンと派手なパフォーマンスで登場し、会場を一気にヒートアップさせた。日本での活動は4年ぶりだが、ブランクを感じさせない堪能な日本語で「あけおめ!」と、軽快なトークで観客を楽しませた。今月18日にリリースしたミニアルバムから「SOMEBODY ELSE」を披露し、SE7ENらしいサウンドで観客を魅了した。


PSY

現在日本でも“新韓流”として話題のPSY。そんな彼の登場を前に会場がザワついた。自身を「多少ふくよか」「(日本では)赤ちゃん歌手」と紹介したPSYは、韓国での派手なステージを再現。これまでの韓流アイドルとは異なるパワフルかつ型破りなステージで観客を熱狂させた。特に「レディーササ」「サヨンセ」など女性歌手をパロディーしたステージでは大歓声があがり、アンコールの声が止まず、圧倒的な人気を証明した。

約4時間にわたり繰り広げられた「YG Family Concert in Japan」。フィナーレでは、お互いの曲をカバーするなど、ここでしか見られないステージを披露した。コラボレーションステージも多く見せ、終始それぞれのグループの個性を生かした演出で来場者を盛り上げた。最後には、出演者全員がステージに上がり、この日一番の大盛り上がりで幕を閉じた。

記者 : Kstyle編集部