Vol.2 ― ファン・ジョンミン「僕は妻にとって良い夫。おせち料理も作るんです」

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写真=ユ・ジニョン記者
ファン・ジョンミン主演の映画「ダンシング・クィーン」を観て、韓国の既婚男性は悲しんだ。そのほとんどが「妻に申し訳ない」という理由からだ。

映画の中のファン・ジョンミンは、金に関心のない、人権保護専門の弁護士として登場する。義父に借りた金を住宅ローンに充て、生活費もエアロビクスインストラクターの妻が稼いでいる。しかも妻が長年の夢を叶えようとすると「だまって家にいろ」と怒鳴りつけるようなロマンティックとは無縁の夫を演じている。

実際のファン・ジョンミンは、どんな夫なのだろう。映画同様に7歳の子供を育てる平凡な父親でもある彼は、韓国の妻であれば頭の痛くなる旧正月のおせち料理も手作りする満点パパだという。

「普段はどんな夫だと思うか」という質問に彼は自ら「妻に尽くす夫です」と答えた。「映画の中のファン・ジョンミンだったら苦労するのが目に見えている」と言うと彼は「何事にもタイミングがあって、運命があるのだと思います。どんなに現実で計算した行動をしても人との出会いなのですから、まずは愛があって現実が先になるわけがありません」と彼らしい答えを返した。

彼は、「ダンシング・クィーン」に続き、ドラマ「約束の恋人」(原題:韓半島)、映画「新しき世界」と立て続けに作品に出演する。休む暇もないが、時々1~2ヶ月の休みが取れると家族旅行に出かける優しい父親でもある。「外国は好きじゃないので主に国内旅行をします。それから、計画的な旅行も好きじゃないので、妻と子供とある日突然、ふっと出かけたりします。それ以外の時は、ずっと家にこもっています。そうやって休むべきときに休まないと家族に尽くしたりできませんからね」

ファン・ジョンミン主演の映画「ダンシング・クィーン」は、19日から韓国で公開される。

(株)JKフィルム提供

記者 : ペ・ソニョン