Vol.2 ― 計画的なキム・ヒョンジュン vs 4次元なキム・ヒョンジュン「7つの計画」

10asia |

新たな“ワーカホリック”の登場だ。キム・ヒョンジュンは既に2012年の年末までどのような方向で活動するかコンセプトとスケジュールを決め、30代以後の構想も描いていた。そして目標に向かって休みなく走る。20代に一番やりたいことは何かという質問に「僕は既にやりたいことをやっています。今、歌手だからこれからもずっと歌手として、うまくやっていきたいです」と答えた。彼は10代の彷徨を経て、20代で夢を叶えた。今はその叶えた夢を形成してゆく過程である。計画は具体的であり現実的だ。もちろん、宇宙と深い海が好きで宇宙旅行を計画しているキム・ヒョンジュン特有の4次元(個性が強く、ユニークな考え方を持つ人)な姿も見せてくれた。今までのキム・ヒョンジュンなら何となく、いつかその夢も叶えてしまいそうな気がする。2011年10月10日に行われた2枚目のミニアルバム「Lucky」の発売記念記者会見でキム・ヒョンジュンに尋ねてみた。

Plan 1.


30歳を超えたらバンドをやってみたい。まだ5年くらい残っている。兵役が終わって……30歳くらいになったらダンス歌手は辞めようと思う。40歳になっても踊れるけど、今のようにステージで走り回る事はできないと思う。だから僕が一番得意で、カッコ良く見せられる時にダンス歌手を引退したい。

Plan 1-1.

その時にならないと僕がどうなっているか分からないけど、演技しながら趣味で音楽をやりたい。ダンス歌手は見せる音楽だから、テレビ出演をはじめ色んなことをしなければならない。自由に僕のファンに音楽を聴かせてあげたい。時間に追われず音楽の仕事ができたらいいなと思う。

Plan 2.


次のアルバムを2012年1月に発表する。その前の12月末頃には、冬らしい雰囲気のデジタルシングルも発表する。コンセプトも決めた。2012年1月末から5月まで12ヶ国アジアツアーをする時、ツアーで何か多くのものをお見せしなければならないと思う。そして6月には演技活動を再開する予定だ。演技を終え年末になったら、またもう一枚のアルバムを発表するつもりだ。

Plan 2-1.

ひとまず流れに乗っている今、歌手としてのイメージを固めておきたい。アジアツアーまで完成させることができたら、歌手キム・ヒョンジュンとしてのイメージをファンや人々に刻みこむことができると思う。だから少し無理してでもアルバムを早く出したかった。多分それは、僕に兵役の義務が残っているからだと思う。


Plan 3.

まだ新しい出演作品は決まっていない。今は2012年の6月頃の作品に出演するために、シナリオを集めている。良い作品があればその中で選んで3月から準備をしようと思っている。コンサートは一度、一生懸命準備しておけば同じパターンなので、さらに何かを準備することができる。現在演技と歌が並行できない理由は簡単だ。それは髪を染めているから。三流チンピラや配達屋じゃないとこの髪で演技できない。(笑)

Plan 3-1.

今まで良い役ばかりしてきた。いつもお金持ちで、賢くて。今度はタフな役をやってみたい。そうは言ってもできるとは限らないからどんな役をお見せできるかはまだ分からないけど、タフで男らしい演技をしたいという気持ちは大きい。

Plan 4.

友達と一緒に始めたチキン事業の加盟店がたくさん増えた。全国に15ヶ所の店舗がオープンした。ほとんどは友達が仕事をして、僕は遠くで見守っている。経営哲学は特にない。僕はただ「お金だけは踏み倒さないで、僕にも分けて欲しい」とお願いしている(笑) 母にも一山(イルサン)MBC放送局の隣にチキン店をプレゼントした。今まで両親が大変な仕事をしてきたから、これからは楽に暮らして欲しくて。

Plan 5.

僕が本当に欲張ってやりたいことは音楽と演技だ。事業に対してはそこまで欲張っていない。多くの人からその二つしかないのかと聞かれることもあるけど、その時は「はい!僕には音楽と演技しかありません」と答えたい。ミュージカルもしないつもりだ。そうだ、この前ホ・ヨンセンが自分はミュージカルはしないと言っていたのに、いつの間にかミュージカルをやっていたよ(笑)

Plan 6.

宇宙旅行も計画中だ。宇宙停車場が2016年に完工すると聞いた。既にたくさんの大金持ちが予約をしてるから、おそらく宇宙旅行は当分後になると思う。最初の頃には行きたくない。帰って来れないかもしれないから。100回くらい運行した後に一度…

Plan 7.

早ければ8年後に結婚すると思う。早くて35歳かな。本当は14歳の時に、30歳で結婚する計画だった。「30歳になったらもう大人だな」と思っていたけど、幼い時から見てきた兄貴たちが30歳になってもまだ物心ついていなかった。それで分かった。30歳は結婚する年ではないと。

記者 : パク・ソジョン、翻訳 : チェ・ユンジョン