FTISLANDとCNBLUE“K-POPブーム”ロングランの解答

MYDAILY |


「アイドル、ガールズグループもいいけど、他とは違うバンド音楽がロングランするようだ」

K-POPがアジアを越え、世界的なブームとなっている中、いつまで続くのか感心を集めている。90年代H.O.T.を始め、FIN.K.L、SES、神話、Baby V.O.Xなど1世代アイドルから始まったK-POPブームは10年以上にわたり着実に発展し続けている。

今は少女時代、WonderGirls、KARA、2NE1など3世代アイドルの活躍が特に目立つ。彼らはアメリカとヨーロッパ、南アメリカ大陸まで、K-POPを広める上で大きな役割を果たしている。歌謡界の関係者たちはK-POPが昨年に続き今年もさらに成長するだろうと意見が一致している。しかし重要なのは、「あなたもするから私もする」式のアプローチは、K-POPにややもすると冷たい水を浴びさせる結果をもたらすおそれがある。

何より体系化されたシステムとローカライズ戦略が必要だ。これと関連してキューブエンターテイメントのホン・スンソン代表は「K-POPはこれからが始まりの段階」とし、「どれくらいもっと活性化させ、システムを十分に構築させた時、ロングランできるだろうか。爆発できる可能性は無限だ」と語った。それに続けて「今後10~20年は続くであろう」と先読みした。

反対の見方も存在する。日本の現地企画会社であるME PLUSのチ・ミンス代表は「韓国の大きい企画会社ならわからないが、中小企画会社が果たして先進化されたマネジメントシステムをうまく構築できるかが疑問」とし、「現地化戦略は重要だが、最近はあなたも私も進出だけしてみようというような懸念がある」と語った。

チ代表はK-POPのロングランの可能性をFTISLANDとCNBLUEを通して考えた。チ代表は「たくさんの歌手たちが特集という単語で一気に舞台に上がるよりはFTISLANDとCNBLUEのようにバンドの色を持ったボーイズグループの活動が今後安定的に続くものと見られる」と付け足した。

FTISLANDは特に2年前に日本タワーレコードが集計した最多アルバム販売数を記録、コンサートが開かれる度に1万人以上の観客を集めるなど、現地でも大きな人気を集めている。CNBLUEもまた、昨年12月に14日間に渡って行われた日本全国ツアーチケット全てを完売させた。

日本で大きな活躍を繰り広げるFTISLANDとCNBLUEは今年の初め韓国にUターンし、2月頃から新曲を発表する計画だ。

記者 : ナム・アヌ、翻訳:橋本真由美