“国民の弟と妹”イ・スンギ&IU “2012 K-POP”を担う

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左からイ・スンギ、IU 写真=マイデイリー写真DB
昨年KARA、少女時代、T-ARAなどのガールズグループがリードしたK-POP新韓流をソロ歌手であるイ・スンギとIUが引き継ぐ見込みだ。

イ・スンギ(25)とIU(19)は、アイドルグループが人気だった時にもソロで人気を博した国民の弟と妹だ。

イ・スンギは3月に日本に進出することが決定した。イ・スンギの所属事務所フックエンタテインメントは、「3月にリリースする日本シングルとして、最新アルバム『Tonight』の収録曲から2、3曲を日本語バージョンで制作する計画」と伝えた。

まずシングルで日本市場での成功の可能性を探り、その後ミニアルバムとフルアルバムなどで本格的な活動に繰り出す予定だという。イ・スンギの日本進出のニュースに日本のマスコミは、「韓国の国民の弟がやってくる」と、期待を膨らませている。

イ・スンギの“新韓流”戦略は、国内と同じように特有のフレンドリーさと音楽に対する情熱、そして純粋な魅力がポイントだ。イ・スンギは先立って「私の魅力である身近さを日本のファンの方々にも感じてもらえたら嬉しい。言葉の壁はあるが、日本のバラエティや歌番組への出演、そして武道館での公演をしてみたい」と話した。

イ・スンギは日本の有名シンガーソングライターである桑田佳祐などが所属するアミューズエンタテインメントと手を結んで日本に進出する。

国民の弟の後を追い、妹も出撃の準備をしている。IUはガールズグループが勢いを成している日本市場に堂々と一人で立ち向かう。今年前半に日本進出を控えたIUは、現地マスコミが“18才のミューズ”と表現したほど、イ・スンギに劣らない関心が示されている。

2001年に幼くして日本に進出して成功したBoAの後を追う女性歌手としても評価されている。特に今まで進出したガールズグループと違う点は差別化だ。作詞と作曲、演奏までこなすことができるシンガーソングライターとしての面も持っており、キュートなルックスとユーモラスなトークも可能な魅力も加わったという評価を受けている。

IUの日本のアルバム制作を担当するプロデューサーは、「IUは優れた歌唱力と共にキュートなルックス、そして神秘な存在感が大きな魅力」 と評価した。

勇敢な兄弟 写真提供=Brave Sound
イ・スンギとIUの他にも有名作曲家の「勇敢な兄弟」も新しい挑戦に挑む。「勇敢な兄弟」は、上半期にX JAPANを発掘したプロデューサーのimMediaとプロデューサー専属契約を結んで日本に進出する。

歌手ではない売れっ子作曲家が日本進出を果たすことは意味が深い。「勇敢な兄弟」は今までソン・ダムビの「狂ったの」をはじめ、Brown Eyed Girlsの「どうしたら」、AFTERSCHOOLの「AH」「Diva」、SISTARの「So Cool」「大げさガール」などを作曲してヒットさせた。

記者 : ナム・アヌ、翻訳:キム・ユリ