チェ・ミンシク「悪いやつら」は明るい作品

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写真=クァク・ギョンフン
俳優チェ・ミンシクが、自身の新作「悪いやつら」について、明るい映画だと説明した。

28日午前11時、ソウル市MEGABOX東大門(トンデムン)で開かれた映画「犯罪との戦争:悪い奴ら全盛時代」の制作報告会には、ユン・ジョンビン監督と主演俳優のハ・ジョンウ、チェ・ミンシク、チョ・ジヌンが参加した。

チェ・ミンシクは、前作「悪魔を見た」を撮影した当時「次は明るい作品をしてみたい」とコメントしたことがある。だが、引き続き彼は80年代が舞台の重い雰囲気の映画「悪いやつら」に出演した。

これに対してチェ・ミンシクは、「私たちの映画が暗く見えることもありますが、本当は明るい作品。後ほど映画が公開されれば分かるでしょうが、犯罪との戦争を描いた作品です。「悪い奴ら全盛時代」というタイトルとその時代の状況のように、重くて暗く、そして憂鬱なストーリーではありません」と作品について説明した。

チェ・ミンシクは「もちろん素材自体が与える重さはありますが、できるだけ軽く描かれています。ジャンル自体の重圧感はありますが、状況は重くありません。私が望んだ明るい映画に100%近くはないけれど、満足でした」と付け加えた。

映画「悪いやつら」は、1990年の盧泰愚(ノ・テウ)政権に「悪いやつら」が宣言された時代が舞台となっている。暴力団の親分で当時警察に逮捕されたチェ・イクヒョンが、1982年当時には平凡な税関職員だったが、10年間で暴力団の親分になる過程を描いている。

主人公のチェ・イクヒョンをチェ・ミンシクが、釜山最大の暴力団の親分であるチェ・ヒョンベをハ・ジョンウが演じている。「許されざるもの」「ビスティ・ボーイズ」などを演出したユン・ジョンビン監督がメガホンを取った。

記者 : キム・ギョンミン、翻訳 : キム・ユリ