キム・コッピが密かにやっている3つの事

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「高校で特別な授業をやってます」

「最近、ある高校で“創意体験学習”という授業の臨時教師をやっています。知り合いのフォトグラファーさんが一緒にやろうと声を掛けてくれてやることになりました。創意体験学習というこの授業はクリエイティブなものを作る授業で、やり方は写真でも映画でもお芝居でも何でもいいんです。形にこだわらずに独創的なものを作り上げることを目指す授業です。でも、生徒たちがあまり積極的に参加しないことに少し不満を持っています。私は堂々に自分の意見がちゃんと言える人が好きなんですけど、最近の子たちだから当然自分の主張が強いだろうなと思ったらそうでもなくて。私が何かを話した時に、私が間違ったと思ったら「先生、それは違うと思います」と自由に自分の意見を話しましょうと最初から生徒たちに言ったんですが、誰も意見を話さないんです」


「短編小説を書いてそれを短編映画に作ることもいつかできるんじゃないでしょうか?」

「物を書くのが好きです。テーマはやはり“愛”かな。でも、幸せなストーリーより切なくて悲しいものが多いです。たとえば、女の主人公がシャワーを浴びている時にふと壁を見たら、その壁のタイルの上に短い髪の毛が1本くっ付いているんです。もちろん、それは別れた彼氏の髪の毛なんです。直接的に“彼女は彼氏と別れて悲しい”と書くんじゃなくて、“彼女はシャワーを浴びながらふとあの人の髪の毛を見つけた”というようにディテールな状況から感情が感じられるイメージを書いておきます。それを集めて歌詞や短編小説にすることもできるし、後で短編映画を作ることもできるんじゃないでしょうか?」


「インディーズバンドの“モイムビョル”と一緒に曲を作りました」

「インディーズフォーラムに行った時に、モイムビョルの公演を見たことがあります。私は前からモイムビョルのファンだったから、その打ち上げに行ってモイムビョルのメンバーたちに“大好きです”と言ったのがきっかけに彼らと友達になりました。その後、モイムビョルが突然、“コッピ!一緒に曲作ろう”と声をかけてくれて“私は光栄だよ!”と喜んで一緒に曲を作ったんです。その曲は、この間、『ソウル駅カウントダウン』というステージでモイムビョルと一緒に歌いましたね。一緒に作った曲とモイムビョルの曲から何曲かを選んで」

記者 : パク・ソジョン、写真 : チェ・ギウォン、編集 : チャン・ギョンジン