「千日の約束」放送終了“キム・スヒョン流の台詞”に“スエ病”まで・・・検索ランキング独占
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「千日の約束」は放送前から話題の中心であった。キム・レウォンが兵役を終え、初めて出演する作品であること、作家キム・スヒョンの「完全なる愛」以来の正統派恋愛ドラマであることなどが人気要因となった。
これだけではない。予告編で公開されたスエとキム・レウォンの水中キスシーンやベッドシーンは、視聴者の注目を集めた。その後、視聴者はストーリーが進むにつれ“スエ病”にでもかかるかのように、ドラマの虜になっていった。
ただ一つ残念なことは、このように数多くの話題を生んだにもかかわらず、視聴率が20%を超えることがなかったということだ。
主演俳優も泣き、視聴者も泣いた残酷なラブストーリー「千日の約束」を、検索ランキングを通して振り返ってみよう。
スエとレウォン、「水中キスシーン」と「ベッドシーン」
「水中キスシーン」や「破格的なベッドシーン」など序盤から激しいラブシーンを予告し、放送前から注目を浴びた同ドラマ。特にこれまで“ドレスエ(ドレス+スエ)”と呼ばれ、端麗なイメージだったスエの衝撃のラブシーンが注目を集めた。放送前に公開された予告編では二人の主人公がキスをし、ベッドに横たわるシーンが公開され、今後展開される二人の激しい愛への期待を高めた。このように衝撃的な予告編は、放送前から視聴者の熱い反響を呼び起こした。
第1話の全国視聴率が12.8%(AGB二―ルセン・メディアリサーチ)となり、順調なスタートを切った後、放送が続くにつれ、「スエとキム・レウォンの水中キスシーン」「スエ&キム・レウォンのベッドシーン」などが検索ランキングの上位を占めた。
“キム・スヒョン流の台詞”

主人公だけではない。他の出演者もキム・スヒョン流の台詞であることに変わりはない。さらに、キム・スヒョンのドラマによく出演する出演者は以前の作品と似たトーンで演技をする。
これに対し、視聴者達は「落ち着いてゆっくりと明確に台詞を言う姿に驚いた」という肯定的な反応と「台本に少しの狂いもなく、完璧に演じる俳優を、そこまですごいとは感じられなかった。あまり良いとは思えなかった」という否定的な感想まで多様な反応を見せていた。
「もしかしたら私もスエ病?」
ほとんどの視聴者達が“スエ病”にかかっているのではないかと疑い始めたという。ソヨンは30歳という若さでアルツハイマー病にかかってしまった。最初は単語を忘れ始め、その後は毎日通っていた家の前で道に迷う。第19話ではカレーを素手で食べるシーンがあり、ソヨンの病気がますます悪くなっている様子を見せた。ドラマ放送後、認知症という言葉ではなく“スエ病”としてアルツハイマー病を覚える人も増えた。17日放送されたMBC TV「私たち結婚しました」ではパク・ソヒョンが“スエ病”の症状を見せ、話題となった。このように“スエ病”は新しい造語となった。これからは小さい物忘れにもすぐ“スエ病”という言葉を思い浮かべるかもしれない。
記者 : ソ・ミヨン