イ・ミンホ、様々なスタイルを華麗に着こなす“変身の鬼才”
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写真=@star1(アットスタイル)
目が回るほど忙しく、寝る暇もない。今日は韓国、明日は中国、明後日はフィリピン、西へ東へ飛び回る今人気沸騰中のイ・ミンホのことだ。韓国はもちろん、中国、日本、東南アジアにまでファン層が拡大している。韓国を越えて中国にまで活動の場を広げているイ・ミンホは、韓国はもちろんアジアを代表する“セレブ”になった。「花より男子~Boys Over Flowers」(以下「花より男子」)を皮切りに「個人の趣向」「シティーハンター in Seoul」「シンイ-信義-」を経て「王冠を被ろうとする者、その重さに耐えろ-相続者たち」(以下「相続者たち」)まで、若干20代のイ・ミンホは恋愛ドラマから時代劇まで、数々の役を見事に演じる数少ない“名俳優”の一人だ。
特に、最近放送を終了した「相続者たち」は、韓国を越え、中国をはじめとするアジアの国々のファンたちを魅了した。彼にはどんな魅力があるのか?一瞬で女心を虜にする秘訣は何だろうか?
イ・ミンホは「『花より男子』のク・ジュンピョと『相続者たち』のキム・タンは全く違う人物だった。キム・タンとク・ジュンピョは財閥という背景が同じだけで、最初からキャラクターの方向性が異なる作品だった。撮影する前からキム・タンになるために努力した。『花より男子』以来再び演じることになった高校生役で、制服を着た時、どんな感じなのだろうと気になったし、悩んだりした。しかし、もっと年を取ると見せられない作品だと思って選択した」と話した。
几帳面であり繊細なことで有名なキム・ウンスク脚本家について、イ・ミンホは「キム・ウンスク脚本家に初めて会った時から感じたけれど、かなりストレートな方だ。個人的には素直に話してくれる脚本家とよく合うと思う。キム・ウンスク脚本家の脚本をもらうたびに作品の結末や伏線が気になってたまらない。想像以上に超越した能力者だと思った」と述べた。
話題になったパク・シネとのキスシーンについても「『相続者たち』にはラブシーンが多かった。恥ずかしいというより、激しいキスシーンはもちろん細かい愛情表現まで、様々なラブシーンがあったので、視聴者の立場でキム・タンの感情が共有できるように何度も悩んで考えた。ワイン倉庫で撮ったキスシーンは狭いスペースにたくさんのスタッフが居合わせていた。皆棚の後ろやドアの後ろに隠れていて、目だけがキラキラしながら僕たちを見ていたのを思い出す」と話しながら笑った。
パク・シネとの共演については「2009年にCMを一緒に撮ったことがあって、すでに知っていた。シネさんは好みがはっきりしていて、情熱を注いで自分の仕事を一生懸命にする性格だ。しかも相手俳優とスタッフをリラックスさせてくれてありがたく思った。特に、僕はいたずらが好きだけど、僕のそんな部分まで受け入れてくれて楽だったし、演技の面でも非常に助けてもらった」と素直に明かした。
記者 : @star1