JYJのユチョンの体毛から薬物の陽性反応が出たと報じられたことを受け、ユチョンの弁護士は25日、「薬物を使用しなかったという依頼人（ユチョン）の立場には変わりない」と述べた。

ユチョンは薬物を違法使用した疑いがもたれている。事件を捜査している京畿（キョンギ）南部地方警察庁は23日、ユチョンの体毛から覚せい剤の成分が検出されたという国立科学捜査研究院の検査結果などを基に、ユチョンに対する事前拘束令状請求を検察に要請。

水原（スウォン）地検は同日、麻薬類管理に関する法律違反の容疑で水原地裁に事前拘束令状を請求した。同令状は逮捕状の請求前に容疑者の身柄を確保できるようにするためのもので、令状の発付可否を決める審査は26日に水原地裁で行われる予定だ。

ユチョンの弁護士は「国立科学捜査研究院の検査結果は否定できない事実」としながらも、「審査まであまり時間はないが、（薬物を使っていないにもかかわらず）どうやって体内に入り、国立科学捜査研究院の検査で検出されるに至ったのか、調べている」と述べた。

ユチョンは今年2～3月、元交際相手のファン・ハナ容疑者（薬物を使用した容疑で逮捕・送検済み）と3回にわたり覚せい剤を購入し、その一部を5回に分けて使用した疑いが持たれている。ユチョンは自身の使用疑惑が浮上すると、記者会見を開いて身の潔白を主張し、警察の取り調べでも容疑を否認してきた。

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