チョン・ドヨン&チョン・ウソン主演、映画「藁にもすがる獣たち」メインポスター&予告編を公開…8人の相反する表情に注目

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写真=MEGABOX中央PLUS M
「藁にもすがる獣たち」のメインポスターと予告編が公開された。

映画「藁にもすがる獣たち」(監督:キム・ヨンフン)は、人生最後のチャンスであるお金の入ったバッグを自分のものにするため、“最悪の一発”を計画する平凡な人間たちの犯罪劇を描く作品だ。

公開されたメインポスターは、集まった8人のキャラクターが目を引く。まず、強烈なレッドドレスを身にまとってソファに腰掛けてカメラを見つめているヨニ(チョン・ドヨン)と、その隣に焦っているような様子で座っているテヨン(チョン・ウソン)の相反する表情で好奇心を刺激する。

また、家族の生計を立てることだけがすべてであるジュンマン(ペ・ソンウ)と、ヨンソン(チン・ギョン)の何を考えているか分からない表情、過去の記憶にとらわれている老人スンジャ(ユン・ヨジョン)、おぼろげな眼差しのミラン(シン・ヒョンビン)、何かにおびえているようなジンテ(チョン・ガラム)、そして隠すことができないオーラを放つドゥマン(チョン・マンシク)まで、偶然出くわした巨額のお金が入ったバックの前で、お互いのことを決して信頼できないキャラクター同士の張り詰めた緊張感を完璧に表現し、期待を高める。

特に映画の中の人物たちの意味深ながらもそれぞれ異なる表情は、人生の崖っぷち、最後のチャンスである最悪の一発を控えて、恋人も、友達も、家族も信頼できない人間たちの、獣のような生存本能を垣間見ることができ、映画に対する好奇心をくすぐる。

また「お金の前では、誰も信じるな」というフレーズは、誰も信用できない平凡な人物たちの直接的な状況を表すと同時に、彼らの切羽詰まった心境を表す。

CGVのFacebookを通じて初公開されたメイン予告編は、金が入ったバックをめぐる予測不可能な展開と立体感あふれる現実キャラクターたちの爆発的なエネルギーで視線を集める。

5万ウォン札(約5千円)がたくさん入った大きなバックは、ヨニ(チョン・ドヨン)をはじめ、テヨン(チョン・ウソン)、ジュンマン(ペ・ソンウ)など、何人ものキャラクターの手から手に移り、一瞬も目を離すことができない緊張感を与える。

続いて、映画の中で家族の生計を支えなければならない大黒柱、港湾公務員、主婦など、ごく普通の人間たちとは全く関係がなさそうな殺人事件に対するニュースが流れ、彼らの前に繰り広げられる一寸先も予測できない展開が好奇心を刺激する。

借金漬けで、人生を逆転させる一発を夢見るテヨンの「だから僕たちがもらっちゃっても通報できないんだよ」というセリフと、犯罪の大枠を作った人物ヨニの「これから人生やり直すのよ」というセリフは、休む暇なく吹き荒れるストーリーの中、油断した瞬間何もかもが逆転しかねない、新鮮な刺激と楽しさを予告する。

映画「藁にもすがる獣たち」2月12日、韓国で公開される予定だ。

記者 : ペ・ヒョジュ