チョン・ウソンからチャン・ドヨンまで「藁にもすがる獣たち」予測できない展開を予告するスチールカット公開

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写真=MEGABOX中央PLUS M
チョン・ドヨン、チョン・ウソンらが優れた演技を披露した。

映画「藁にもすがる獣たち」は15日、切迫した状況から抜け出すために変わっていく平凡な人物たちの姿が収められたスチールカットを公開した。

「藁にもすがる獣」は人生最後のチャンスであるお金の入ったバッグを自分のものにするため、“最悪の一発”を計画する平凡な人間たちの犯罪劇を描く作品だ。

この映画でテヨン役を演じるチョン・ウソンは「それぞれの人物がお金が入った一つのバッグを狙っているが、それぞれ異なる事情で欲望を追うため、俳優たちの解釈もそれぞれ異なる」と、鑑賞のポイントを伝えた。彼の言葉通り、今回公開されたスチールカットはお金を追う人物たちの予測できない展開を予告するカットで視線を奪う。

まず、眼差し一つで相手を制圧するカリスマ性を持つヨニ(チョン・ドヨン)と、しわくちゃになったワイシャツ、乱れた髪で人間的な魅力を見せるテヨン(チョン・ウソン)の姿で好奇心を刺激する。消えた恋人のせいで借金に苦しむテヨンは、自分と“一発”を計画するブンオ(パク・ジファン)をはじめ、一度狙った獲物は逃がさないサラ金業者ドゥマン(チョン・マンシク)、単純だが殺伐としたドゥマンの右手メギ(ペ・ジヌン)に追われる切迫した状況を披露し、関心を高める。

ここに人生を変える最悪の選択の前で揺れる弱気な家長ジュンマン(ペ・ソンウ)、家族の生計が先である国際旅客ターミナルの清掃担当ヨンソン(ジンギョン)の不安そうな目は、これからの展開への期待を高める。

また、一生守ってきた自身の全てを失った後、深い悔恨に陥る老人スンジャ(ユン・ヨジョン)から、不幸の沼から抜け出せる危険な機会に遭遇したミラン(シン・ヒョンビン)、欲しいもののため盲目的に飛びかかる不法滞在者ジンテ(チョン・ガラム)まで、それぞれ異なる事情を持った人物たちが緊張感を与える。

「藁にもすがる獣」の演出を務めるキム・ヨンフン監督は「映画は野球で言えば、最初の試合からオールスター戦を行う感じだった。一緒に作業する全ての瞬間が驚きの連続だった」と伝えた。

「藁にもすがる獣たち」は韓国で2月12日に公開される。

記者 : パク・アルム