MOMOLANDの所属事務所、デイジーの主張を否定「事実無根…疑惑を認めたことは1度もない」

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写真=マイデイリー DB
MOMOLAND デイジーが、所属事務所MLDエンターテインメントに向けた内部告発を継続している中で、MOMOLAND側がコメントを発表した。

MLDエンターテインメントは本日(8日)、公式コメントを通じて「7日に放送された『KBSニュース9』を通じて提起された当社に関連した偏った報道についてのコメントを申し上げる」と述べた。

まず、デイジーが主張したケーブルチャンネルMnet「MOMOLANDを探して」の操作疑惑については「デイジーが脱落者に選ばれて、練習生契約を解除しなければならない状況だったが、デイジーのポテンシャルを高く評価した代表取締役が、“練習生”としての残留を勧めた」と否定した。

また、デイジーの熱愛報道後、内部の状況を説明し「熱愛報道後、当社の取り組みについてデイジーの母親は『MOMOLANDからデイジーを抜いてほしい。来週連れて帰る』と通知し、これと関連してデイジー本人に確認したが、その内容を知っていた」とし、続けて「アルバム活動への参加の意思を聞いたが、明確な意志表示がなく、活動からしばらく休むことを勧めた」と悔しさを訴えた。

最後に違約金11億ウォン(約1億184万円)を要求したという話に言及して「違約金については、標準専属契約書が案内する規定に基づいて、正確に推算した金額である。法的条項に基づくもの」と付け加えた。

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【MLDエンターテインメント 公式コメント全文】

こんにちは。MLDエンターテインメントです。7日に放送された「KBSニュース9」を通じて提起された当社に関連する偏った報道についてのコメントです。放送を通じて一方的に主張されたとんでもない疑惑についてご回答いたします。

1.Mnetサバイバル番組「MOMOLANDを探して」の結果が発表された日(2016年9月3日)に脱落したデイジーに対し、MOMOLANDへの合流について具体的に提示し、秘密の提案をしたという件に関して

――決して事実ではないことを明らかにします。先立ってコメントを発表しました通り、当時番組の最終ラウンドで脱落した練習生は、契約を解除することになっていました。デイジーも審査員と視聴者の方々の評価を通じて脱落者に選ばれて、練習生としての契約を解除しなければならない状況でしたが、デイジーのポテンシャルを高く評価した代表取締役が、“デビュー組”ではなく“練習生”としての残留を勧めただけのことです。

「MOMOLAND(2016年11月10日デビュー)」への合流の勧誘は、「2016年11月末」のミーティングを通じて最初に提起された後、デイジーは「2017年3月」に「MOMOLAND」として合流するためにアーティスト専属契約を結びました。

2.昨年5月に活動再開の意思を明らかにしたが、無視されて8ヶ月以上放置されたという件に関して

――デイジー側が主張する、昨年5月から8ヶ月にわたり当社所属グループ「MOMOLAND」は、正式に韓国内でアルバム発売の活動を行ったことがありません。MOMOLANDは「2019年3月20日」に5thミニアルバム「I'm So Hot」を最後に、約9ヶ月間にわたりユニット活動を除くいかなる活動もしていませんでした。この背景には、デイジー側との葛藤があります。

「2019年2月14日」、某メディアを通じてデイジーの熱愛説が報道されました。当社は当時、デイジー本人に対する事実関係の確認を経て、熱愛説を認めました。報道の3日後、当社の取り組みについてデイジーの母親は『MOMOLANDからデイジーを抜いてほしい。来週には連れて帰る』と通報し、これと関連してデイジー本人に確認しましたが、その内容を知っていました。また、当時発売を準備していたアルバムの活動への参加の意思について聞きましたが、明確な意志表示がなく、当社は、状況を考慮して活動からしばらく休むことを勧めました。

以後「2019年3月12日」と「2019年3月27日」と「2019年7月30日」に、デイジーの母親は3回の公式謝罪と専属契約解除を要求する「内容証明」を当社に送ってきました。

当社は円満な解決のために、「2019年4月1日」に「内容証明」への回答と共に、「8月」にデイジー側の弁護人とのミーティングで、「別途の違約金なしに専属契約を解除をする」というコメントを伝えました。

しかし、デイジー側は当社の提案を拒否して「不当な金銭的要求」をさらに主張しました。当社は、これに応じられないと判断して、「2019年8月29日」に内容証明を通じて専属契約解除要求に対する拒否と、専属契約解除時に補償しなければならない違約金の金額を説明しています。

このようにデイジー側と、2018年3月から同年8月29日までに専属契約解除問題をめぐって「内容証明」が行き交う状況で、突然「5月に活動再開の意思を明らかにした」という主張は、時期・状況的に納得できない無理のある主張であり、昨年8月からデイジー本人の一方的な連絡断絶と音信不通により、どのような連絡も取ることができませんでした。

3.MLD側がデイジー側に、専属契約の解除時に11億ウォンの違約金を支給するよう通達したという件に関して

――違約金については 、「公正取引委員会」の標準専属契約書が案内している規定に基づいて正確に推定した金額であり、これは「専属契約書 第15条第1項のアーティスト側にある帰責事由により専属契約が解除された場合、会社に損害を賠償しなければならない」となっており、「第2項の規定に従って、違約金を支払わなければならない」という法的規定に基づくものであることお知らせします。

4.KBS側が主張する「MLD側が提起された疑惑を認めた」という件に関して

――最初に報道したKBSのイ・ファジン記者は、「2019年10月31日」と「2019年12月27日」の二度にわたりMLDエンターテインメントを訪問し、関連疑惑に対して取材しましたが、当社は当時のすべての疑惑について、たった一度も認めたことがありません。関連の証拠資料について、当社は録音資料を保持しています。

当社は、法務チームを通じて裁判所と言論仲裁委員会に、KBS側の偏った報道に対する正式な謝罪の要求と、迅速な訂正報道の要求を求めたことをお知らせいたします。

ありがとうございます。

記者 : クォン・ヘミ