キム・ナムギル、映画「クローゼット」での典型から脱皮した熱演に…ハ・ジョンウも絶賛

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写真=CJエンターテインメント
俳優キム・ナムギルが映画「クローゼット」を通じて披露する典型から脱皮したキャラクターで、もう一度演技変身を予告した。

キム・ナムギルは昨年、ドラマ「熱血司祭」でヒーロー型司祭キャラクターで独歩的な存在感を披露した。これにより彼は「2018 大韓民国大衆文化芸術賞」の国務総理表彰から、「第46回韓国放送大賞」の演技者賞、「2019 SBS演技大賞」の大賞にいたるまでの8冠を獲得し、最高の1年を送った。

2019年を華やかに仕上げた彼が、今回の新作「クローゼット」のギョンフン役を通じて熱気を継続する予定である。「クローゼット」は、引っ越した新居で娘が跡形もなく消えた後、娘探しに乗り出した父親の前に事件の秘密を知っている謎の男が現れて繰り広げられるミステリアスなストーリーを描いた映画だ。

キム・ナムギルが演じたギョンフンは、唯一の事件の秘密を知っている謎の人物である。長い時間にわたり行方不明の子供の行方を追っていた彼は、クローゼットの謎を解くためにサンウォン(ハ・ジョンウ)に近づき、彼が打ち明けるクローゼットの真実は、娘イナの失踪事件を新たな局面へと導く。

キム・ナムギルは「一度も取り組んだことのないジャンルに挑戦してみたかった」と、作品に対する愛情を表した。

彼はシリアスとユーモラスさを行き来する幅広い演技力で、心の内を知ることができないギョンフンの秘密めいた雰囲気を完成した。

演技だけでなく、腕に刻まれたタトゥーの模様、不思議な感じを醸し出すメガネなどのキャラクターの外的部分と、ワイヤー演技のような詳細かつ幻想的な状況的設定で、プリプロダクション(撮影前の作業の総称)の段階から多くのアイデアを提示した。

演出を引き受けたキム・グァンビン監督は、「キム・ナムギルは想像力がとてもすごい俳優だ。急変する現場の中でも、その場で様々なアイデアを提案し、キャラクターのきめ細かさを埋めていった」と、彼の努力と情熱に絶賛を惜しまなかった。

俳優ハ・ジョンウも「キム・ナムギルは柔軟な俳優」とし、「一緒に演技しながらとても心強く、楽しかった」と伝えた。

「クローゼット」は韓国で2月に公開予定だ。

記者 : キム・ナラ