“日本人も所属”NATURE、新体制で目指すものとは「自分たちだけのコンセプトを作ります」

OSEN |

写真=「bnt」
「ハッピーにしてあげます! NATUREです!」という元気な彼女たちの挨拶で、静かだった撮影現場が動き始めた。日常に疲れた現代人が、自分たちによって癒されたらうれしいという彼女たちが、グループの話を素直に語った。

新たに「プロデュース101」出身のキム・ソヒが合流し、昨年11月にミニアルバム「NATURE WORLD:CODE A」を発売、充実した内容で大衆に会った彼女たちは、最近「bnt」のグラビア撮影を行った。

グラビア撮影の感想を聞くと、ルーは発売したアルバム「NATURE WORLD:CODE A」でも2つの相反するイメージを見せたとし、今回の撮影と似ている部分があると答えた。「今回のグラビアのコンセプトは、一つは暖かく夢幻的な雰囲気、もう一つはシックでクールな雰囲気です。アルバムで見せた姿をグラビアでもう一度見せることができて嬉しいです」と感想を語った。

近況に関する質問にサンシャインは「『OOPSIE』というタイトル曲で活動して、12月中旬からは後続曲『Bing Bing』を披露しています」とし、音楽番組だけではなくラジオや他のコンテンツでも挨拶すると伝え、様々な姿でNATUREを記憶してほしいとつけ加えた。

続いて彼女はタイトル曲「OOPSIE」に対して、強烈なシンセベースと中毒性のあるビートが印象的な楽曲だとし、NATUREのエネルギーが上手く表現されているという話も忘れなかった。

今回のアルバムから合流したキム・ソヒにも関心が集まった。キム・ソヒは「ガールズグループとしてデビューのチャンスが何度かありましたが、ずっと失敗に終わってきました。NATUREを通じて最後の垣根を見つけました」と話した。ソロ活動当時に寂しかったという彼女は、グループの長所として「一緒に苦労して喜ぶことができること」を挙げた。

彼女と最年少メンバーのサンシャインとの年齢差は7歳。キム・ソヒが昔の歌を歌うと、世代差を感じることが多いという。彼女は「私は昔の歌が好きなので、このようなエピソードが多いんです」として笑った。

グループについて聞くとルーは「多くの人々が私たちの音楽を聞いて気持ちの良いエネルギーをもらったら嬉しいです」とモットーを話し、「私たちの目標は“信頼して聞くNATURE”になることです」とし、グループの願いを伝えた。

それでは彼女たちの色を最もよく表した曲は何だろうか。ユチェは「『NATURE WORLD:CODE A』の収録曲『Bing Bing』が1番ぴったりだと思います。私は清純で明るい雰囲気が似合うとたくさん言われました。私もそんな楽曲に自信があるので、よく合っていると思います」と答えた。

これから挑戦したいコンセプトを聞くとチェビンは「個人的に清純とセクシーが加えられた楽曲が好きです」と率直に答え、「I'm So Pretty」と「Bing Bing」を合わせた雰囲気のものをやってみたいと明かした。また最近「NATURE DIARY」「NATURE TIME」など、さまざまなYouTubeコンテンツで愛されていることについてセボムは「『NATURE TIME』は、私たちが練習生時代から定期的に企画してきたコンテンツです」とし、そのきっかけを説明した。また放送、公演活動ではなく、カメラのない場所での姿も気になるという質問には、「カメラのない場所で遊ぶことがもっと楽しく、サバサバしている感じだと思います」と話した。

グループでそれぞれの役割を聞くと、メンバーたちは“長身担当”としてユチェを選んだ。続いてグループで最もセクシーな役割はセボム、それとは逆に“可愛子ちゃん”を担当するのはハルだとした。ハルは可愛子ちゃんだけではなく、日本語まで担当していると話した。

メンバーたちの中で誰が1番ムードメーカーなのかという質問にルーは「その時の状況によって異なります。全体的に皆テンションが高いです」と答えた。グループのムードメーカーは特にいないのだという。

また最近人気を実感しているかという質問にチェビンは、インタビューの前日にMBC「2020正月特集アイドルスター選手権大会」で会ったファンに言及した。「人数も他のグループのファンの皆さんよりは少なかったと思いますが、声はずっと大きかったです」とファンの印象を語った。

ガールズグループの良い点は何だろうか。セボムは「私たちたちがやりたいことだし、それで人々に愛されるという点です」とし、その特別さについて語った。ダイエットに対する質問も続いた。ユチェは、主に食欲をおさえながらダイエットをしているとのこと。「最初は我慢できなかったんですけど、ダイエットし続けたら、自分だけのノウハウができました」と打ち明けた。

出演したいバラエティ番組を挙げてほしいという質問にルーは「メンバーたちと活発に走ることができる番組です。SBS『ランニングマン』のような番組に出演してみたいです」とした。休憩中に共に楽しむ趣味は、ほとんどがささやかなものだという。ロハは「特別な趣味よりは、カフェに行くとか、ご飯を食べるとか、そのようなささやかなことで私たち本来の姿に戻ります」とし、その特別さを表現した。ハルは、休暇時にロハの故郷である光州(クァンジュ)に行き、そこで食べたトッカルビ(韓国式のハンバーグのような料理)がとてもおいしかったと明かした。

グループで最もおしゃれなメンバーは誰かと尋ねるとサンシャインは「メンバーごとに好きな服のスタイルがはっきりとしています。それぞれよく着るスタイルがあります」と答えた。ロハはスポーティなファッションを好むとし、自分たちから清純さは見つけることはできないだろうと答えた。

記憶に残るファンはそれぞれ異なったが、ハルの場合、KBS「ミュージックバンク」出勤時に自分たちがいつ来るかも分からないままずっと待っていてくれたファンに感動したと話した。サンシャインはサイン会で会ったファンに言及した。「その時私たちに会って嬉しすぎて、話もできずに涙だけ流して帰った方がいました」と伝えた。

ロールモデルに対する回答を通じては、彼女たちの成熟した魅力を垣間見ることができた。ルーは「ロールモデルは特にいません。私たちだけの道を開拓して、ユニークなコンセプトを作ります」と、堂々とした抱負を伝えた。これに関連してチェビンは「どんなコンセプトをやってもうまくこなして、ステージごとに常に成長したいです」と具体的な方向性を見せた。さらにロハは「“芸能人の芸能人”になりたいです」とし、ユニークなグループとして記憶されたいという希望を語った。

彼女たちの新年の目標は明確だった。ルーは「2020年には、チャートインするつもりです」と堂々とした目標を語り、「チャートでNATUREを発見したら、嬉しい気持ちで一度聞いていただけたら幸いです」という言葉も忘れなかった。またサンシャインは、「チャート逆走が起きるとしたら、『Bing Bing』から始まってほしいです」と答えた。

最後にNATUREは「私たちが暑く、寒い時だけ活動して、ファンの皆さんが苦労しているようです」と心配する様子を見せると共に、「手紙を書くことも決して簡単なことではないと思います」とし、ファンに感謝の気持ちを表した。

記者 : チェ・ナヨン