チョン・ドヨン&チョン・ウソン主演映画「藁にもすがる獣たち」予告編を初公開…獣のようなイメージチェンジ

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写真=MEGABOX中央PLUS M
映画「藁にもすがる獣たち」の予告編が初公開された。

「藁にもすがる獣たち」は、人生最後のチャンスであるお金の入ったバッグを自分のものにするために、最悪の一発逆転を計画する平凡な人間たちの物語を描くハードボイルド犯罪映画だ。

過去を消し、新しい人生を生きるために人のものを欲しがるヨニ(チョン・ドヨン)、消えた恋人のせいで借金地獄に陥り、一発逆転を夢見るテヨン(チョン・ウソン)、サウナでのアルバイトで必死に家族の生計を立てている家長ジュンマン(ペ・ソンウ)の前に、巨額のお金が入ったバッグが現れる。

3人はバッグを手にするためにそれぞれ自分だけの逆転劇を計画し、少しずつ切実に、賢く、切迫に、鋭く変化していく。

巨額を手にするために鋭い牙を見せ始める彼らの姿は、「噛まないと、噛まれる」というキャッチコピーと相まって今後どのような予想外の事件が展開されるか関心を集める。

高利貸しのパク社長(チョン・マンシク)、家族の生計が優先であるヨンソン(チン・ギョン)、借金のせいで家庭が崩れたミラン(シン・ヒョンビン)、不法在留者のジンテ(チョン・ガラム)、記憶を失ったスンジャ(ユン・ヨジョン)まで、濃いお金の匂いに気づいた8人の獣による、噛んで噛まれる犯罪劇への期待が高まった。

特に「これから、新しい人生を始めるんだ」と言う女優チョン・ドヨンの姿は、韓国映画シーンでも圧倒的な存在感の悪役を誕生させた彼女の大胆なイメージチェンジへの期待を倍増させた。

これまでジェントルでカリスマ性あるイメージで観客を虜にしてきた俳優チョン・ウソンは、これまでのイメージから抜け出し、一発逆転の沼に落ちたテヨン役で意外な魅力を届け、関心を集める。

初共演であるチョン・ドヨンとチョン・ウソンは、早くからファンをときめかせている。多様なジャンルを行き来し、確実な自身だけのキャラクターを築いて観客の声援を受けてきた俳優ペ・ソンウはキャラクターとの完璧なシンクロ率で作品への好奇心をくすぐった。

「藁にもすがる獣たち」は韓国で来年2月に公開される予定だ。

記者 : キム・スジョン