ポン・ジュノ監督、アメリカのトーク番組に初出演…「カンヌ国際映画祭」での裏話などを公開

YONHAP |

YouTubeキャプチャー
最新作「パラサイト 半地下の家族」で「カンヌ国際映画祭」の最高賞パルムドールをはじめとする韓国内外の映画賞を受賞したポン・ジュノ監督が10日(現地時間)、米NBCテレビのトーク番組「ザ・トゥナイト・ショー・スターリング・ジミー・ファロン」に出演した。米芸能メディアのデッドラインが12日、伝えた。

ポン監督が米国のテレビのトークショーに出演したのは初めてだ。

司会者のジミー・ファロンが映画のあらすじを紹介するよう求めると、ポン監督は「(観客が)ストーリーを知らずに見に行った方が面白いのではないか」として、「貧しい一家の子供が金持ちの家に家庭教師に行くことで起こる話だ」と簡単に紹介した。また、基本的にヒューマンストーリーでありながらおかしくて恐ろしい、いくつもの異質な要素を含んでいる映画だと説明した。

ポン監督はカンヌ映画祭での裏話として、受賞後の舞台挨拶の時間が遅くなり午前0時を過ぎるまで夕食も食べていない状況だったが、観客のスタンディングオベーションが終わらず、出演者らが立っている後ろのスクリーンに「とてもお腹がすいている」と字幕を出したエピソードを公開した。

それでも観客の熱気は冷めず、ポン監督が自らマイクを取って「もう家に帰らなければならない時間だ」と話し、ようやく場内を落ち着かせたという。

記者 : 聯合ニュース