“KittiBへの性的侮辱”Black Nut、最高裁判所が上告を棄却…懲役6ヶ月・執行猶予2年の判決

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最高裁判所が12日、女性ラッパーのKittiBを侮辱した疑いが持たれているラッパーのBlack Nutの上告を棄却し、原審の懲役6ヶ月・執行猶予2年を確定して、2年間にわたる裁判が終了した。

ソウル中央地裁刑事控訴第50部は、8月にBlack Nutの控訴を棄却し、第1審と同じ懲役6ヶ月・執行猶予2年・社会奉仕160時間を宣告した。

Black Nutは2017年、自作曲でKittiBを性的に侮辱する歌詞を書いた疑いで裁判にかけられた。

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Black Nutは第1審と第2審でいずれも有罪が認められた。Black Nutは、裁判でヒップホップというジャンルの特性上、容認可能であり、KittiBを侮辱する意図はなかったと一貫して主張した。

しかし、有罪を宣告した第2審は「一連の行為は、すべて被害者を一方的な性的欲求解消の対象にして侮辱したり嘲笑するなど、直接的な悪口の対象としたものだ。そんな過程で被告人も侮辱であることを十分に認識したと認められる。他の文化芸術行為とは違って、ヒップホップというジャンルだけ特別にそのような表現を正当な行為と見なすべき合理的な理由があるとは思えない。被告人の公訴事実は、すべて侮辱に当たる」と明らかにした。

記者 : パク・パンソク