CRUSH、5年6ヶ月ぶりのフルアルバム「From Midnight To Sunrise」でカムバック“完成度の面で後悔はない”

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写真=P NATION

“音源強者”CRUSHがカムバックした。

CRUSHは最近、2ndフルアルバム「From Midnight To Sunrise」を発売した。CRUSHが2014年に発売した1stフルアルバム「Crush On You」以来、なんと5年6ヶ月ぶりに発売するフルアルバムだ。

全12曲で構成された今回のアルバムは、「Alone」と「With You」をダブルタイトル曲に掲げた。CRUSHはアルバムの全収録曲を作詞・作曲、プロデュースし、精魂を注いだ。

CRUSHは「僕が5年6ヶ月ぶりに2ndフルアルバムを発売することになった。今朝、目が覚めた瞬間からすごく緊張してワクワクしている。心配もある。このアルバムを準備する期間が3年ほどだった。それだけアルバムの完成度の面で後悔はない。もちろん、心残りがなければ次は作らないと思うので、感無量でさまざまな思いがある」と心境を述べた。

彼は「これまでシングルやEPはたくさん発表したが、12曲の新曲が収録されたアルバムなのでプレッシャーもあるし、心配している」と率直に語った。

CRUSHは「2ndアルバムを発売するため、5年間色々な試みをした。このアルバムのための跳躍の時期だったと思う。僕の音楽のアイデンティティや様々な価値観が変わり始めてから、2ndフルアルバムを作り始めるようになったと思う。それで時間がかかったようだ」と説明した。

CRUSHは「1日の時間の流れに沿ってトラックを配置した。時間的背景が確実に表現されたアルバムだ。3年前『fall』を準備する時に夜遅くに作業して朝に寝るパターンだったが、ある日子犬と朝の散歩に出かけた。東からは日が昇っていて、西側は真っ暗な夜だった。その境界に立って物思いにふけていた。その時、このアルバムを構想していたと思う」とアルバムのテーマを紹介した。

タイトル曲「Alone」についてCRUSHは 「一人でいる時間の間、寂しさや痛み、悲しみなど色んな感情を感じて僕を癒やしてくれたり、支えてくれたりしたのは音楽だった。そんな過程を経験して僕の音楽で多くの方を癒やしてあげたいと思った。それでこの歌を作るようになった」と話した。

CRUSHはもう一つのタイトル曲「With you」について「容赦ない愛についての話だ。アルバムが出る前、ミュージックビデオを先行公開した。俳優イ・ジェフンさんとイ・ジュヨンさんに出演していただいた」と語った。

続けて「ダブルタイトル曲はすべて90年代の情緒を組み込んでいる。僕はR&Bジャンルが好きでR&B音楽を歌う歌手だ。90年代のアメリカはR&Bの黄金期だった。ボーイズIIメンやベイビーフェイスなど素晴らしいR&Bミュージシャンの音楽を聴きながら育った。あの時、音楽がとてもカッコよくて、それからインスピレーションをたくさん受けた。そのようなものがそのまま反映されたのではないかと思う。90年代の韓国のバラードも同じだ」と説明した。

また「たくさん悩んだ。タイトル曲はアルバムの顔と言える。僕がこのアルバムで最も愛する二曲だった。他の曲も好きで念入りに作ったが、この二曲にもっと愛情があるのでダブルタイトル曲にすることにした」と明らかにした。

“音源強者”CRUSHは「『NAPPA』という楽曲が成功するとは思わなかった。僕にとって音楽的に新しい試みだったのでたくさん愛されてありがたく思っている。今回のアルバムも何か狙いがあって作ったというよりは、できるだけ真心を込めるためたくさん努力した。スコアに関係なく、この音楽を聴いてくださることだけでもありがたい」と謙遜した。

記者 : イ・ミンジ