“甲状腺がんを告白”チャ・ジヨン、新バラエティ番組「ダブルキャスティング」に出演決定

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写真=各所属事務所および制作会社
俳優オム・ギジュン、チャ・ジヨンらが来年2月に初放送されるtvN新バラエティ番組「ダブルキャスティング」にメンター(指導者、助言者)として出演する。

「ダブルキャスティング」は4日、このように知らせながら「アンサンブル俳優たちに先輩として全幅的な指示を送るメンターとしてはマイケル・リー、オム・ギジュン、チャ・ジヨン、ハン・ジサン、イ・ジナが確定された。計1億ウォン(約1000万円)の賞金と優勝者には2020年に大劇場で主演を務める機会を与える」と明かした。

「ダブルキャスティング」は誰よりも一生懸命にミュージカルに出演しているが注目を浴びることができなかったアンサンブル俳優たちに舞台の主人公になれる機会を与える番組だ。

これに関連して制作陣は「一般人ではなく、現在アンサンブル俳優として活動している方々を紹介する良いきっかけになりそうだ。また韓国のミュージカル業界を虜にしているスター俳優と演出家たちのメンター合流でより確実な色を見せることができるようになった。今まで経験できなかったアンサンブルたちの本当の実力と劇場さながらの舞台を準備しているので多くの関心をお願いする」とコメントした。

「ジージャス・クライスト・スーパースター」「ノートルダム・ド・パリー」「ミス・サイゴン」「ヘッドウィッグ」などブロードウェイと韓国を行き来しながら精力的に活動しているマイケル・リーはメンター軍団に合流し、後輩の俳優たちに助言と激励を送る予定だ。マイケル・リーは「直属の後輩たちの役に立つ役割なので出演を決心した」と覚悟を語った。

「レベッカ」「その日たち」「三銃士」などの大型ミュージカルをはじめ、テレビと映画を行き来しながら活動しているオム・ギジュンも「ダブルキャスティング」の出演を知らせ「後輩たちにアドバイスできる機会を頂いて嬉しい」と感想を語った。

「マディソン郡の橋」「光化門恋歌」「ウィキッド」「レベッカ」など名作の主人公として愛され、“ミュージカルの女王”と呼ばれるチャ・ジヨンも「ダブルキャスティング」のメンターに抜擢された。今年4月に、甲状腺がんを告白し、ミュージカル「アンナ・カレーニナ」を降板後、しばらくの休止を終えて、チャ・ジヨンは「ダブルキャスティング」を通じて本格的な活動をスタートする。チャ・ジヨンは「同僚の俳優たちを引っ張って行く役割だと思って出演を決めた」とコメントして、期待感を高めた。

韓国を代表する演出家イ・ジナの出演も注目を集めている。イ・ジナ演出家は2001年にミュージカル「ロッキーホラーショー」でデビューして以来、ライセンスミュージカルと創作ミュージカルを行き来しながら独自のスタイルを構築してきた。「ダブルキャスティング」を通じて俳優ではなく、演出家の視線でアンサンブル俳優たちに有意味な物語を聞かせると知らせ、期待を集めている。

記者 : パク・グィイム