【REPORT】SUPER JUNIOR、日本3都市を巡るアリーナツアーがついに開幕!止まらないギャグにファンも爆笑

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撮影:田中聖太郎写真事務所

最年少のキュヒョンが兵役を終えてカムバックを迎え、SUPER JUNIORが「SUPER JUNIOR WORLD TOUR ''SUPER SHOW 8:INFINETE TIME'' in JAPAN」を開催。11月2日(土)のさいたまスーパーアリーナを皮切りに、大阪、福岡にて3都市全8公演を行う。Kstyleでは、初日のさいたまスーパーアリーナでの公演の模様をレポートする。

グローバル市場で認められたSUPER JUNIORのコンサートブランド「SUPER SHOW」。8回目となる今回は初のアリーナツアー。いつもよりも近い距離で彼らを見られるとあって、開演前から熱い熱気に包まれた。ステージの構成は、メインステージから「8」を形どった花道、その中心部にセンターステージ、下部にはサブステージが設置され、そのユニークな形状にも期待が高まった。

“SUPER JUNIORがこれから皆さんのために歌います”という思いを込めて、毎回「SUPER SHOW」のオープニングで流される曲「Song for you」が会場に響き渡ると、観客はグループカラーのブルーのペンライトを一斉に揺らして「サランヘヨ~、チュボッケヨ(愛してます、祝福します)」の大合唱。

続いてパープルのレーザービームがステージを照らすと、歌って踊って人々を感動させるSUPER JUNIORを象徴した曲「SUPERMAN」が流れ、スクリーンには観客たちが映し出された。メンバー登場の前からこのような盛り上がりを見せるのも「SUPER SHOW」ならでは。

撮影:田中聖太郎写真事務所
メンバー紹介のVCRが終わると、3人のダンサーによる情熱的なパフォーマンス。続いて今年10月に韓国でリリースされたアルバム「Time_Slip」の収録曲で、これまでのSUPER JUNIORのストーリーを込めたパワフルで壮大な曲「The Crown」で8人が登場。ホワイトのセットアップにレッドのテープが施された衣装に身を包み、上空に設置されたキューブ型のステージに乗って熱唱する姿は、高貴な帝王の集団のような風格を感じさせる。

ステージが下に下がり、メインステージに降り立つと、そのまま「A Man In Love」へ。ドンヘ、ウニョク、イトゥク、シンドンがラップでつないでいくと、一瞬音楽が止まり、スクリーンには「Hey! Yo Yo」と声をあげるヒチョルの姿が。残念ながら今回のツアーに参加できなかったヒチョルだが、映像での参加にファンは大喜び。床を強く踏み鳴らす激しいダンス曲だが、14年のキャリアとは思えないキレのあるパフォーマンス。途中キュヒョンがせり上がって登場すると興奮はいきなりマックスに。

立て続けに4曲披露した後は、MCタイムへ。息を切らすメンバーたちにイトゥクが「大丈夫ですか?」と尋ねると、ウニョクは「たぶん、大丈夫です」と笑いをとり、恒例のコールアンドレスポンスへ。メンバーが「僕たちはSUPER JUNIORです! ウリヌンシュポジュニオエヨ!」と叫ぶと、観客は「ウリヌンELF(エルプ=SUPER JUNIORのファンの名称)エヨ」(私たちはELFです)と大歓声で応えた。


序盤から爆笑のスタート!日本語でギャグ満載のアピールも

撮影:田中聖太郎写真事務所
続いて、自己紹介をたっぷりと。シンドンは「いらっしゃいませ。ビジュアル担当のシンドンです。『SUPER SHOW 8 in JAPAN』が始まりました。そして僕の身体の変化も始まりました。日本ツアーを廻りながら、変わっていく僕の姿をみなさんに見てもらいます。だけどELFへの僕の愛は変わらない。愛してる~」と、ツアーをしながら痩せることを宣言して爆笑を誘った。

リョウクは「SUPER JUNIORのメインボーカル。実はメインダンサー、リョウクが来ました。ヨシ!!昨日、ドキドキしちゃって眠れませんでした。でも今日、皆さんを見て落ち着きました。皆さん、なんでこんなに美しいですか?かわいいですか?僕はどうですか?かっこいい?かわいい?皆さん、実は僕もわかっています(笑)。ヨシ!!大好き~!!ヨシ!!」と、「ヨシ!!」の連呼にメンバーも爆笑。

ドンヘは「僕はSUPER JUNIORのかわいい担当、かっこいい担当、セクシー担当、ELF Japanの彼氏担当です。アリーナの皆さん! あ、今日覚えたことがあります。200レベルの皆さん! 300レベルの皆さん! 400レベルの皆さん! 500レベルの皆さん!」と観客に呼びかけると、「あれ? 400まで?」となぜか勘違い。そこで500レベルの観客が大きくアピールするが、その意図は伝わらなかったようで「後ろの皆さん! すみません。理解してください」と笑いをとった。

イェソンは「ラブリー皆さん。SUPER JUNIORの兄さん、イェソンです。11月の初めてのライブを皆さんと一緒にすることができてうれしいです。最後まで楽しく遊びましょう」と挨拶すると、「はい、馬さん(シウォンのあだ名)」と隣にバトンタッチ。それを受けたシウォンは「皆さんの永遠の馬」と自己紹介して大爆笑。さらに「僕の連絡を待っていましたか?なるほど、なるほど。激しいパフォーマンスでしたが、皆さんと会ったら全然疲れないし、いい感じですね。本当に大丈夫です。今日、いいライブにしたいです」との挨拶で盛り上げた。

キュヒョンは床に膝をついて両手を天に向けて大きく広げると「ただいま~」と絶叫。「おかえり~」との温かい声援に「いつかこんな時間がやってくると思っていましたが、きました! ステージに立っているキュヒョンは久しぶりですよね。ちょっと変わりましたか? 太ったとか、老けちゃったとか?まだビジュアルは大丈夫ですか?皆さんのために髪を染めてきました。似合ってますか? ペンライトの色にしたかったのですが、失敗しました。3日間、キュヒョンの魅力を全部お見せします。SUPER JUNIORのダンサー、キュヒョンです」と流ちょうな日本語でギャグ満載のアピールを。

撮影:田中聖太郎写真事務所
ウニョクは「あなたのウニョクが~」「ニョクニョクニー」と恒例のコールアンドレスポンスで挨拶したのに続き「僕は今回も演出を担当しました。久しぶりにアリーナでライブをしますね。2011年に横浜アリーナで『SUPER SHOW3』をしましたが、来た人はいますか?」と観客に問いかけると、メンバーたちは「ウニョク、失敗!!」と冷やかして大喜び。

イトゥクは「皆さん、こんばんは~あ~あ~(数十秒)。みんなに愛される男イトゥクです!!」と息が続く限りの長い挨拶でわかせた後「まずSUPER SHOW8は、〇×※△」となにかを言ったものの、うまく観客に伝わらず、メンバーたちはすかさず「イトゥク、失敗!!」と攻撃。この流れで、誰かがミスをするたびに「〇〇、失敗!!」を繰り返すメンバーたちに観客は終始爆笑だった。続けてイトゥクは「永遠に続くものはないと言われているけど、僕たちSUPER JUNIORとELFたちで永遠の時間を過ごしたいと思います。ドームでは皆さんの顏があまり見えなかったので、今回はアリーナを企画しました。皆さん、楽しむ準備はできましたか? それでは行きましょう」と盛り上げた。

VTRを挟んで、華やかなレッド&ブラックの衣装で登場すると、新曲を立て続けに2曲披露。来年1月29日に日本でリリースするミニアルバムの収録曲で、すでに配信がされている「I Think I」の日本語バージョンは初披露。大人な男女の駆け引きを描いたセクシーな楽曲を、大人男子ならではの色気たっぷりで表現すると、ラストはスカーフを使ったダンスで観客を酔わせた。この後も激しいダンス曲が続き、裸ジャケット姿のドンヘがキレキレのソロダンスの後にジャケットをはだけさせると、ひときわ黄色い歓声が。

ここで、メンバーが愛について語るVTRが。「愛とはなにか?」「愛が始まるとどうなるか?」「最近のメンバーにとっての愛は?」などの質問にヒチョルを含めた全員が答えていく。最後は長年変わることなく愛してくれたファンへの愛情をたっぷりと語り、会場は感動に包まれた。


日本初披露曲も!センス溢れるステージに大歓声

撮影:田中聖太郎写真事務所
温かな雰囲気の中、メインステージに現れたのはボーカルラインSUPER JUNIOR-K.R.Y.の、イェソン、リョウク、キュヒョン。韓国語の歌詞が映し出されたスクリーンをバックに、「Love Disease」を情感たっぷりに歌い上げる。

ハスキーな歌声とロングトーンが持ち味のイェソン、ハイトーンで伸びやかな声を持つリョウク、ビブラートの効いた甘い歌声のキュヒョン。3人が奏でる最高級のハーモニーに観客は息をひそめて聞き入った。しっとりとした雰囲気のまま、ここからはバラードステージへ。

名曲の数々で感動させたかと思うと、メンバーがセンターステージにせりあがったステージに腰をかけてのバラード曲では、ソロパートを歌うメンバーがカメラに抜かれるたびに、その背後で他のメンバーがおどけたポーズをするというイタズラが繰り返されて笑いを誘った。

ソファーに腰かけながらミディアムテンポの曲を歌った後は、そのままトークタイムへ。ドンヘが3人掛けくらいの大きさのソファーに腰かけて「このソファーは楽ですね」というと、メンバー全員が無理やり1つのソファーに座って大騒ぎ。さらには自分たちだけが座っっているのは申し訳ないと、立っているファンに座るように促すも、「やっぱり立ってください」とのファンいじりも。

次の曲の紹介でも、キュヒョンが「この曲の名前は『君みたいな人またいない』」と微妙な日本語を披露した一方、イェソンを膝に乗せていたシンドンからは「イェソン兄さんの尻が尖って痛い」との苦情も飛び出した。結局最後は、イトゥクが「ノカットゥンサラムットオプソ」と「No Other」の曲紹介を。

花道を駆け抜けていくと、8分割にされたスクリーンには8人それぞれの表情が映し出される。“君みたいな人は他にいない”と愛のメッセージを込めた歌詞は、ファンに対する彼らの愛情そのもので、少しでも多くのファンと目を合わせようと会場を見渡す姿が印象的だった。

続いてスクリーンに、ヒップホップ風の衣装に身をまとったメンバーたちのVTRが。なんと全員がラッパーに大変身。ひとりずつ順番に個性的かつユニークなラップを披露すると、観客は大爆笑。イトゥクがカセットをラジカセにセットするシーンで映像は終わり、ステージにはVTRと同じ衣装のメンバーが登場した。

撮影:田中聖太郎写真事務所
ラジカセを持ったシンドンが再生した曲は「ROKKUKO!!!」。SUPER JUNIOR-Tのトロット曲(韓国の演歌)をヒップホップ調にアレンジし、“チェカチェカ”の歌詞のところでメンバーが縦一列に並んで千手観音のように手で時計の針を作るパフォーマンス見せると大歓声が。

最後はイトゥクがフリーダンスを披露して、足を大きく開いて着地したかと思うとズッコケるというオチも。この後も、メンバーの個性があふれるユニットステージが披露され、バラエティセンス抜群のエンターティナーぶりをいかんなく発揮した。

続いて、スクリーンにはブラック×ホワイトの映像が流れ、メインステージには横一列に背中向きになったメンバーが。ひとりひとりが順番に振り返ると、「Time_Slip」のタイトル曲「SUPER Clap」の日本初披露へ。拍手ですべての心配と不安を吹き飛ばそうという楽しい曲で、会場はレトロなダンスホールと化した。

曲が終わると、ウニョクは「『SUPER Clap』は大きな拍手ですから、大きな拍手をお願いします」と盛り上げる。さらにキュヒョンが「そろそろ次の曲行きたいと思います」と、まるで最後の曲のようなアナウンスをしたために、客席から悲鳴が。勘違いさせてしまったキュヒョンには、もちろん「キュヒョン、失敗!!」とつっこみが入ったが、「ところで、僕たちいつ成功するんでしょうか」との自虐発言も飛び出して大爆笑。

終盤は、バリバリのダンス曲の連続。ラストは多くの人に愛された代表曲「Sorry Sorry」で、真っ赤に染まったステージで情熱的かつダンディなパフォーマンスを披露すると、ファンも「ソリソリソリソリ!!!」と大合唱。間奏部分ではウニョクが華麗なソロダンスを見せて割れんばかりの大歓声があがった。

アンコールはSUPERSHOWにピッタリなポップな楽曲2曲を披露。Tシャツ姿で花道をかけまわりながら、ファンと存分にコミュニケーションをとると、最後はセンターステージに集まったメンバーたちが手を繋ぎ、ステージを囲んだファンたちに4回にわたって深々と礼をした。


「僕たちのELFに残ってくれて…ありがとう」

撮影:田中聖太郎写真事務所
最後はたっぷりと感想を。

シンドン「SUPER SHOW8はソウルから始まって3回目ですけど、一番大変だったようです。理由は皆さんが情熱的で、呼吸を合わせてくださったので、なにも考えずに力加減しないで一生懸命にやったからです。今日いらした方はラッキーでしたね。本当にありがとうございます」

リョウク「皆さん、ちょっと道を教えてください。皆さんの心の中に入る道。ヨシ!! 皆さんに出会ったことは運命だね。リョウクはいつも皆さんのそばにいます。これからも僕と一緒に歩んで行きましょう。ヨシ!!」

ドンヘ「アリーナレベルの皆さん、200、300、400、後ろレベルの皆さん。今日最高でした。皆さんのために今回のツアーを準備しました。そして今回のコンサートを皆さんにお見せすることができて、めちゃめちゃうれしいです。皆さんよりも僕がもっと皆さんを愛してます」

イェソン「今日という時間が初めてであり、最後の時間。とっても大切な1日なのに、みなさんが幸せになれて、僕も幸せです。これから寒い季節になりますが、今の温かい心を胸にしまって気をつけて帰ってください」

シウォン「皆さん、今日はどこがよかったですか? 僕は、ひとりひとりと目が合った時がよかったです。これからも多くの皆さんと目を合わせたいですね。日本にたくさん来れるように頑張ります。こんな言葉があります。We can't help everyone, but everyone can help someone.僕らはすべての人を救うことはできません。でも、僕たちみんなが誰かを助けることができます。ひとりで考えているだけでは夢に過ぎませんが、僕らが一緒に夢を見ればそれが現実になります」

撮影:田中聖太郎写真事務所
キュヒョン「僕が皆さんと堂々と会えるのか? 2年も過ぎちゃって、ファンのみなさんがたくさん去って行ったかなと思って心配でした。でも今日、皆さんの歓声と応援で安心しています。もちろん何人かの人は去って行っただろうけど、しょうがないでしょ(笑)。ここにいるみんなをもっと愛するし、僕の声でみんなを癒しながら守りたいと思います」

ウニョク「大きな会場では、遠くにいるファンの方々がよく見えなくて寂しかったのですが、こんなに近くで会えて幸せでした。いつも、いつも応援してくれて、そばにいてくれて、僕たちのELFに残っていてくれて本当にありがとうございます。皆さん、恋してるよ」

イトゥク「今日の時間と思い出が、皆さんの日常の中で疲れたり、大変なときに、少しでも幸せになれたらと思います。ワールドツアーのスタートを一緒にしてくれてありがとうございます。いつも会いたいと思っていますが、今日は近い距離で会えて、もっとうれしかったです。やっぱりみんなかわいいね。ずっと一緒にいたいですね。僕のことを思いながら待っていてね。好きだよ~」

ニューアルバム「Time_Slip」の延長線上にあるコンセプトとして、「INFINITETIME」というサブタイトルのもと、1990年代から現在に至るまでの多彩な音楽のジャンルをSUPER JUNIORの色で披露した約3時間半のステージ。全員が高い意識を保って自己管理をしていたことが感じられるエネルギッシュなパフォーマンスと、笑いの絶えないトークや映像はまさに「SUPER SHOW」という名にふさわしいものだった。

なにより、広いステージを存分に使って、多様なステージを見せるためには相当の練習量が必要だったことがうかがえ、高いプロ意識とチームワークには驚かされるばかり。後輩アイドルたちのお手本になる、尊敬できるアイドルグループに成長した彼らに心からSUPER Clapを送りたい。

撮影:田中聖太郎写真事務所

取材:安部裕子

【公演概要】
「SUPER JUNIOR WORLD TOUR ““SUPER SHOW 8:INFINETE TIME”” in JAPAN」
日時:2019年11月2日(土)開場17:30/ 開演18:30
会場:さいたまスーパーアリーナ

■公演概要
「SUPER JUNIOR WORLD TOUR ““SUPER SHOW 8:INFINETE TIME”” in JAPAN」
<2020年>
2月7日(金)丸善インテックアリーナ大阪(大阪市中央体育館) 開場18:00/開演19:00
2月8日(土)丸善インテックアリーナ大阪(大阪市中央体育館) 開場16:00/開演17:00
2月9日(日)丸善インテックアリーナ大阪(大阪市中央体育館) 開場15:00/開演16:00
2月15日(土)マリンメッセ福岡 開場17:00/開演18:00
2月16日(日)マリンメッセ福岡 開場15:00/開演16:00

■関連リンク
SUPER JUNIORオフィシャルサイト:https://superjunior-jp.net/

記者 : Kstyle編集部