Vol.2 ― NATURE、グローバルな9人の素顔に大接近「宿所ではいたずらを…うれしそうだったんです(笑)」

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韓国で2018年8月にデビューした、韓国・日本・中国出身のメンバーによるK-POPガールズグループNATUREが、1stミニアルバム「I'm So Pretty」のプロモーションのために来日。「プロデュース101」出身のキム・ソヒを新メンバーに加え、2020年には日本デビューも決定している彼女たちが、これからの意気込みや、グローバルグループならではの楽しいエピソードをたっぷりと語ってくれた。

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――1stミニアルバムのタイトル曲「I'm So Pretty」は、「私はとてもキレイ」という自信に満ちあふれた曲ですが、自分自身について一番自信のあるところは?

ハル:まず、セボムお姉さんは自信に満ちあふれているので、「I'm So Pretty」の曲のイメージにピッタリだと思います。

オーロラ:私は健康に自信があります。身体にいいものを作って食べたり、早寝早起き、規則正しい生活を心がけています。

ハル:オーロラお姉さんは、おじいちゃん担当って言われているんです(笑)。

――なぜ、おばあさんではなく、おじいちゃん?

サンシャイン:私がおばあちゃん担当だからです(笑)。

オーロラ:私たち2人はステージではエネルギッシュですが、部屋ではいつもベッドにいます(笑)。


メンバーのファン!?「私のポラロイド写真が…」

――では、他のメンバーから見て「○○ちゃんは、とてもキレイ」とか、うらやましい部分を教えてください。

ハル:私はメンバーのファンで、特に推しはセボムちゃんなんですが、ビジュアルもラップもダンスも、歌もうまいから、オールラウンダーって呼んでいます。自信を持っていることや、私ができないことが全部出来ちゃうから、リスペクトしています。「どんな化粧品を使っているの?」「どんな服がかわいいかな?」って、いつも聞いています。

オーロラ:本当なんですよ。この前、ハルと一緒にコンビニに行ったら、財布の中にセボムのポラロイド写真が入っていたので、びっくりしました(笑)。

セボム:私は洋服や化粧品をたくさん持っているので、「ハル、あげようか~」って言うと、「わ~、うれしい~」って。

ハル:今日持っているカバンもセボムお姉さんからもらったものなんです。

セボム:ハルが慕ってくれることがうれしくて、そうしてるんです。よくしてあげたくなります。

ハル:セボムお姉さんだけが映ったファンカムも、全部見ています~(笑)。

ソヒ:シャイニ(サンシャインの愛称)はダンスを覚えるのが早いし、すべてにおいて記憶力がいいからうらやましいです。

ハル:怪我をしたメンバーがいたりとか、人数が変わったりしたときに、シャイニがいろんな人数のバージョンのダンスのフォーメーションを全部ひとりで作って教えてくれたんです。末っ子なのに頭がよくて、しっかりしているから尊敬できます。

サンシャイン:ありがとうございます。

チェビン:私はロハのパワーがうらやましいです。私は力がないので。

ロハ:力がありすぎて、よく物を壊します。今日も、ホテルの洗面台を壊しそうになりました(笑)。

ハル:パワーがあるから、ダンスもパワフルでかっこいいです。

ロハ:私は反対にチェビンお姉さんがうらやましいです。私は顔立ちが強めなので、生まれてから一度も“清純”という言葉を聞いたことがないんです(笑)。冷たく見えるともよく言われるので、チェビンお姉さんみたいになってみたいです。


宿舎での生活は?「いたずらをしかけてきます」

――宿所での部屋割りは? また各部屋の特徴も教えてください。

ロハ:一番大きな部屋をセボムお姉さん、オーロラお姉さん、ルーお姉さん、ユチェが使っていて、中間の部屋にサンシャインとハルお姉さん、そしてこれからソヒお姉さんが入る予定です。小さい部屋を私とチェビンお姉さんで使っていますが、チェビンお姉さんのあだ名が「トチャ(また寝る)」なんですね。それくらいいつも、寝ては起きて、また寝るんです。お姉さんが「ロハ、もう寝た?」と聞くので、「まだだよ、お姉さんはなにしてるの?」って聞き返すと、返事がありません。もう寝ているんです(笑)。

ハル:ロハは違う部屋に出没して、いたずらをしかけてきます。寝ているのに「お姉さん、寝てるの?起きてよ~」って、起こすんです。かまってちゃんなんですけど、そこがかわいいです。

セボム:私たちの部屋は年上ラインのメンバーが多いです。まずオーロラは、早く寝ます(笑)。私はまだ寝ていないメンバーのところに行っては「チャギヤ(ダーリン)」って、愛嬌を振りまきます。

ロハ:私はそれが怖くて、「もう寝よう」ってなります(笑)。

セボム:ロハに「チャギヤ―、寝た?」ってやると、「キャー」って逃げていきます。

ハル:いたずらっ子のロハも、セボムお姉さんにはかないません(笑)。

セボム:ルーとロハがベランダに逃げたので追いかけました(笑)。

ルー&ロハ:怖かったです~(笑)。

セボム:いいえ、とてもうれしそうだったんですよ(笑)。

オーロラ:私は早寝早起きじゃないですか。それで朝早く起きると、ルーが床で寝ています。

ルー:(笑)私のクセなんです。自分でもなぜかわかりませんが、気がついたら床で寝ています。シャワーしたら、すぐにベッドに入ればいいのに、なぜか床に転がってしまって。オーロラに「お姉さん、ベッドに寝て」と起こされるか、寒くなってベッドに移動します。

セボム:私は夜遅くまで起きているのですが、ルーが明け方5時くらいにアラームをかけるんです。眠ろうとするとアラームが鳴って「ハヨン(ルーの本名)、ハヨン!」って起こすのですが、いつも床に転がっています(笑)。

――朝、早く起きるメンバーと、起きるのが苦手なメンバーは?

サンシャイン:私はアラームが鳴った途端にすぐに起きます。

ユチェ:メンバーのことも起こしてくれます。

オーロラ:一番、起きられないのはセボムです。迎えの車が来る3分前に起きます。起きてすぐに出かけることができるなんて、ある意味すごい特技だなと思います(笑)

ハル:ソヒお姉さんは、カムバックが決まったら宿所に来る予定なので、ルームメイトになるのを楽しみにしています。


「憧れの先輩…それがきっかけで韓国に来たんです」

――では、グループ内の○○仲間を教えてください。

サンシャイン:私はチェビンお姉さんとソウルメイトです。ボーカルフライというユニットも組んでいます。ボーカルフレンズから始まって、それがボーカル+ケランフライ(目玉焼き)に変換されて、ボーカルフライになったんです。

ロハ:私はユチェと“ロチェ”と呼ばれていて、「トムとジェリー」みたいだって言われます。

ロハ:私がユチェをいじめるのですが、一発でやり返される、そんな感じです(笑)。

オーロラ:最初はユチェが「やめて~」って言っていますが、逆転されます。

ロハ:やめてと言われると、やりたくなるものじゃないですか。今日もホテルで同室なのですが、ユチェが部屋にいないとなんか不安になるんです。1日に1度はいじめないと、なんかモヤモヤします(笑)。

ユチェ:こわいです~。

ハル:そんな2人がとてもかわいいんです。

ルー:私はソヒお姉さんと似ていると言われます。よく物を失くしたり、転んだり、物を壊したり、ダンスを覚えられなかったり、振付けを忘れたりするのですが、お姉さんもまったく同じなんです。手に持っているものを「ない、ない!」って、探したりとか(笑)。

ソヒ:今まで忘れ物をしなかったことがないです。

サンシャイン:ハルお姉さんとルーお姉さんも似ているんです。控室でいつも「ハル、これ忘れてる」「ルー、これ持って行かないと」って言われてて、そこにソヒお姉さんも加わりますね。

――本当に仲が良くて、楽しいメンバーばかりですね。ところで、皆さんは練習生時代に憧れていた先輩はいましたか?

ロハ:たくさんの先輩方に憧れてきましたが、今もずっと尊敬しているのは、BLACKPINK先輩と防弾少年団先輩です。

ルー:IU先輩と少女時代の先輩方をロールモデルにしています。

ソヒ:東方神起先輩です。

チェビン:Red Velvetのアイリーン先輩です。

サンシャイン:少女時代のテヨン先輩です。歌もダンスもお上手で、ステージでキラキラ光っていらっしゃるので、とても尊敬していますし、歌もよく聴いています。

ユチェ:miss A出身のスジ先輩です。アイドルとしても人気者になって、演技もとてもお上手なので、そんな姿を見ながら私も夢を育てました。

オーロラ:私はBIGBANGのG-DRAGON先輩です。BIGBANG先輩を見て、アイドルを目指すようになりました。

セボム:ソンミ先輩とヒョナ先輩です。絶えずよい姿を見せようと努力をしていらして、ステージを見るたびに新しいものを見せてくれます。私もそのようになりたいと思うことが多い先輩方です。

ハル:TWICEの日本人メンバーの方々です。特に私はダンスラインなので、モモ先輩のダンスを見てかっこいいなと思って、それをきっかけに韓国に来たんです。


9つの質問でメンバーに大接近!

――皆さんの趣味や好きなことに関するソロ質問をします。ユチェさんはおいしいお店を探すことが趣味だそうですが、おススメのお店や、ユチェさん的なおいしいお店の条件とは?

ユチェ:江南にプルコギのお店があるのですが、定食みたいな感じで、メインのお肉と、おかずが4品くらい、ごはんがお膳になっていて、値段は7000ウォンくらいなんです。味はもちろんですが、コストパフォーマンスがとてもよくて、いつもそこにいくとお腹がいっぱいになります。味だけでなくコストパフォーマンスもいいのがおいしいお店の条件ですね。

――ルーさんは、日本語が上手ですね。もっと上手になって日本の番組に出たいとのことですが、日本の番組で知っているものは?

ルー:(日本語で)私はIZ*ONEさんのファンなのですが、その中でもチェ・イェナさんは子ども頃からの友達です。彼女たちが出演した番組は全部見ました。昨日はNHKの「沼にハマってきいてみた」という番組を見ました。メンバーの皆さんが楽しそうにしている姿を見て、NATUREも出演したら楽しそうだなと思いました。

――サンシャインさんは、アニメ「君の名は。」が大好きだそうですが、どんなところが魅力ですか?

サンシャイン:私の好きな温かい感性が現れているからです。音楽もいいし、背景にも東京がそのまま使われているので、とても新鮮でドキドキしました。だから東京に行ったら、同じ場所に行ってみたいと思っているのですが、時間がなくて、まだ行けてないです。

――他に好きなアニメ作品は?

サンシャイン:とてもたくさんあります!! 「のだめカンタービレ」はアニメもドラマも好きですし、「ピアノの森」や「時をかける少女」も好きです。「天気の子」はまだ見ていなくて、見たいものリストに入れています(笑)。

――ロハさんは、アメリカドラマがお好きだとのことですが、おもしろかった作品は?

ロハ:「ヴァンパイア・ダイアリーズ」と「リバーデイル」がおもしろかったですが、特に「ヴァンパイア・ダイアリーズ」おススメです。ファンタジー・ロマンスが好きなので、私の好みのドラマでしたが、見た人たちはみんなおもしろいって言っていました。

――ハルさんは、韓国語を勉強しているファンに、どうやったら韓国語を早く習得できるか、経験をふまえてのアドバイスをお願いします。

ハル:1番上達するのは韓国の人とたくさん話すことです。私は食堂に行ったら、店員さんにしつこく話しかけたりしました(笑)。でも、そういうことが苦手な方は、韓国のWebドラマを見るのがおススメです。おもしろいし、普通のドラマと違って時間が短いので、繰り返し見たらためになると思います。でも、やっぱり韓国人のお友だちを作るのが一番のおススメですね。

――韓国で好きなテレビ番組はありますか?

ハル:音楽番組はよく見ています。「アイドルルーム」という番組もよく見ているのですが、7月にその番組にNATUREも出演することができたので、とてもうれかったです。

――チェビンさんは、コーヒーを飲むことが趣味とのことですが、どんなコーヒーが好きですか?コーヒーのこだわりを聞かせてください。

チェビン:アイスアメリカ―ノが大好きです。たまに違うものを飲むこともありますが、チョコレートとか甘いものは苦手で、苦い味が好きです。家では自分ではおいしくいれることができないから、いつも買ってきて飲みますね。スタバのコーヒーが一番好きです。

――セボムさんは好きなことが食べることとのことですが、これなら無限に食べられるというくらい好きなものは?

セボム:私が食べることが好きだってことが、もう日本にまで知れ渡っているんですか(笑)? 特に好きなのは小麦粉で作られたものです。ピザとか、パン、麺類。ダイエットを気にしないならば、いくらでも食べられます。

――日本食では何が好きですか?

セボム:おすし、ラーメン、牛かつです。

サンシャイン:お好み焼きは?

セボム:お好み焼きは、まだ食べたことがないです。以前、日本に旅行に行ったときに牛かつを食べたら、すごくおいしくて、1日に2回も食べました。

――オーロラさんは、秋葉原に行ってみたいとのことですが、なにが目的ですか?

オーロラ:写真を撮って、Instagramにアップしたいです。小学生の頃からアニメが大好きで、高校生の頃はコスプレをよくしていたんです。「けいおん!」とか。一番好きなのは「ONE PIECE.」でルフィのコスプレをしてみたいけど、中の服を着ていないから(笑)、できなくて残念でした。

――ソヒさんは、まだプロフィールに趣味や特技が出ていないので、教えてください。

キム・ソヒ:趣味ですか? う~ん。(かなり悩む)

サンシャイン:歌じゃない?

キム・ソヒ:それだと、あまりにも平凡じゃない?でも、思い浮びません(笑)

――では、日本で興味のあることは?

キム・ソヒ:(日本語で)私はひとりで日本語を勉強していました。ユニバーサルスタジオ、行きたいです。ディズニーランドも行きたいです。ラーメン食べたいです。一蘭のラーメン! 去年、ファンミーティングで日本に来た時に食べました。

――NATUREのキャッチフレーズは「気分をよくして差し上げます」ですが、皆さん自身の気分をアップさせるものは?

ハル:ファンの皆さんとお会いするたびに気分が良くなって、感謝の気持ちでいっぱいになります。活動が大変なときも、皆さんのおかげで力がわいて、楽しむことができます。皆さんが元気の源です。

――来年の日本デビューが決まっていますが、目標は?

ハル:これから日本のファンの皆さんと、たくさんお会いできる機会が増えたらいいと思います。そして、大きな目標をあげるならば、東京ドームでコンサートがしたいです。

――最後に読者にメッセージをお願いします。


ルー:ハルちゃんがいつもkstyleを携帯で見ていて、「私たちの記事が載っているよ」と見せてくれるんです。

サンシャイン:私もkstyleのロゴが入った写真をたくさん見たことがあったので、今日、撮影をしながら、「ついに私たちの写真にもロゴがついて掲載されるんだ~」って思いました。

ルー:そんな風に私たちがいつも拝見していたKstyleに取材をしていただいてとても光栄ですし、これからも私たちのよいニュースを載せていただけるように頑張りますので、よろしくお願いいたします。

取材:安部裕子 / 撮影:朝岡英輔

記者 : Kstyle編集部