チョン・ウソン「老斤里平和賞」の人権賞を受賞…難民問題解決のための努力を評価

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写真=Newsen DB
俳優チョン・ウソンが「老斤里(ノグンリ)平和賞」の人権賞を受賞する。

国連難民高等弁務官事務所(UNHCR)の親善大使として活動しているチョン・ウソンは18日午後4時30分、忠清北道(チュンチョンブクド)永同(ヨンドン)郡黄澗(ファンガン)面老斥里平和公園教育館の大講堂で開かれる「第12回老斤里平和賞授賞式」で人権賞を受賞する。

老斤里平和賞の審査委員会(委員長:イ・インボク元最高裁の裁判官)は9月25日、チョン・ウソンを受賞者に選定したと発表し、話題になった。

チョン・ウソンは2014年、国連難民機構の名誉使節に任命された後、5年間、難民問題に対する共感の拡散に貢献したことはもちろん、難民問題を解決するため地道に真剣な努力を続けてきたことを高く評価され、同部門の受賞者に選ばれたという。

老斤里事件は、朝鮮戦争の最中だった1950年7月、忠清北道永同郡黄澗面・老斤里の京釜線鉄橋付近に避難していた150人以上の韓国人がアメリカ軍の射撃により虐殺された事件だ。老斤里平和賞は、老斤里事件の教訓を持続的に想起させ、これを拡散させるため2008年に制定された賞である。これを主管する老斤里国際平和財団(理事長:チョンクド)は毎年、韓国国内外で世界平和や人権の伸長に寄与した個人と団体を対象に人権、メディア、文学など3つの部門で受賞を行っている。

チョン・ウソンの他にも「介護殺人154人の告白」を報道したソウル新聞のイム・ジュヒョン記者(代表出品)がマスコミ賞の新聞報道部門、スポーツ界の性暴力問題を連続して報道したSBSイシュー取材チームのイ・ギョンウォン記者(代表出品)が放送報道部門で受賞する。また、文学賞は、長編小説「その男264」を書いたコ・ウンジュ作家が受賞する。

記者 : パク・アルム