警察が「PRODUCE X 101」プロデューサーの口座を調査“金品の取引はなかった”

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写真=Mnet
警察がMnet「PRODUCE X 101」の操作疑惑に関わるプロデューサーたちの口座を調べ、金品の取引は確認されなかったと明らかにした。

ソウル地方警察庁の関係者は、16日に行われた記者懇談会で「プロデューサーたち(に対する調査)を終え、芸能プロダクションの関係者を対象に調査している」と伝えた。

続いて「プロデューサーたちの口座をすべて調査したが、(金品等の取引は)まだ確認されていない。しかし、プロデューサーたちの口座だけを見て正確に判断するのは難しい。連結口座や相手の口座も調査しなければならない」とコメントした。

また、「PRODUCE X 101」と共に操作疑惑を受けているMnet「アイドル学校」について、「家宅捜索の資料の分析はほぼ終わっている。分析が終わり次第、関係者を呼んで調査を行う。捜査の進行状況によって、詳しい経緯を調査する」と伝えた。

「PRODUCE X 101」操作論議は、7月19日「PRODUCE X 101」の最後の生放送が終わった直後に浮上した。メイン演出者であるアン・ジュニョンプロデューサーなど制作陣は、ボーイズグループX1のメンバー11人を選抜する過程で、視聴者の有料SMS投票結果を操作したという疑いを受けている。制作陣は疑惑が浮上した直後、問題ないとコメントしたが、すぐに最終得票数に不備があった可能性を認め議論となった。

Mnetは7月26日、ソウル地方警察庁の制作陣に対する捜査を依頼した。

警察は、今年終了した4度目のシーズン「PRODUCE X 101」のほかも、シーズン1からシーズン3までの全シーズンに渡って不正な順位操作があったのかについて調査している。7月ソウル麻浦(マポ)区上岩洞(サンアムドン)にあるCJ ENM内の制作陣オフィス、SMS投票を集計した業者を家宅捜索したことに続き、10月1日にはSTARSHIPエンターテイメント、Woollimエンターテイメント、MBKエンターテイメントなど、参加した事務所に対して家宅捜索を行った。

記者 : ファン・ヘジン