ユ・アイン、ソルリさんを追悼…インスタで長文のメッセージ「堂々とした姿が好きだった」(全文)

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写真=ユ・アイン Instagram
俳優ユ・アインがソルリさん(本名:チェ・ジンリ)を追悼した。

ユ・アインは16日午前、自身のInstagramに、過去にソルリさんと一緒に撮った写真と長文の哀悼コメントを掲載した。

ユ・アインは「ソルリが亡くなった。彼女の本名は“ジンリ”、チェ・ジンリだ。僕は彼女と業務上、何回も会ったことがあり、彼女をジンリではなくソルリと呼んだ、親しくはない芸能界の同僚の一人だった。僕は彼女のことがただ好きだった。天使のような笑顔はもちろん、ブランドのイベントでも形式的な仮面を被らなかった彼女の態度。トラブルメーカーである僕の腰に迷わずに手を回してポーズを取った、その堂々とした姿が好きだった」と伝えた。

特にユ・アインは「ソルリを忘れないため、ジンリを弔問するために集まった人々の間でしばらく留まって、家に帰る道だ。喧嘩しないで。恨まないで。どうぞソルリが伝えた真理を一緒に書こうと、皆様に頼む。疑いではない。憎みでもない。嫌悪も、恨みでもない。愛でなければならない。そうすべきだ。誰でも持っている感情だろう」と、人々が持つべき感情は嫌悪ではなく愛ということを強調した。

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【ユ・アイン Instagram全文】

ソルリが亡くなった。彼女の本名は“ジンリ”、チェ・ジンリだ。僕は彼女と業務上、何回も会ったことがあり、彼女をジンリではなくソルリと呼んだ、親しくはない芸能界の同僚の一人だった。

彼女はアイコンだった。ある人は彼女を非難して嫌がったが、僕は彼女を英雄だと思った。個人の自由、表現の自由を大胆に表出する新、新、新世代のアイコン。古い骨董品の匂いがする過去の倫理綱領を堂々と蹴る勝利のゲーマー。干渉と自己検閲の間でさ迷う子羊を助けに来た天使。

僕は彼女のことがただ好きだった。天使のような笑顔はもちろん、ブランドのイベントでも形式的な仮面を被らなかった彼女の態度。トラブルメーカーである僕の腰に迷わずに手を回してポーズを取った、その堂々とした姿が好きだった。それにもかかわらず彼女は“ソルリ”という作者未詳の仮面を被るしかなかった、清らかできれいな魂の主だった。皆が重い名前を持つ存在として生きていくように、ソルリもそのように暮らした。一方では誰も持っていない勇気を出すなど、偉大な人生を生きた。

僕はたまに彼女を瞞着した。僕は彼女の後ろに隠れた大衆だった。大衆であるのが気楽だった。彼女が行き来するある境界などを僕自身も綱渡りしながら、僕は彼女を崖っぷちに一人置いた。

その存在を勝手に想像し、誤解し、判断した。死を決して、僕自身も僕を疑ったが、僕は浅ましかった。

彼女は患者扱いされる理由も、英雄として背を押される理由もない。彼女という修飾も、ソルリという名前も彼女のすべてではない。

ジンリ。そしてその名前の向こうの存在。自由に向かった抵抗を全身で、自身の人生で実践した人間。そして僕が知っていることより3億倍は多いはずのジンリの真実。彼女の心。

事実だろう? 遺体ではなく、数件の記事を画面を通じて見て僕は勝手に。勝手に書く。画面で、画面で。

2019年10月14日

ソルリを忘れないため、ジンリを弔問するために集まった人々の間でしばらく留まって、家に帰る道だ。卑怯だと心の中で悪口を言いながら恨んでいた大人たちに、世の中を変えられる力を持っている方々に頼んだ。どうぞ怒らないで、世の中を諦めてはいけないと。今の悲しみを僕たちがどういう風に乗り越えるべきか一緒に悩もうと。

また太陽は昇るだろう。人生を生きるべきだろう。そうだとして昨日と今日は同じではない。存在していたものが消えるとしたら、なかったものが現れることもできるだろう。世の中は変わるべきだ。変わるだろう。

愛する人々の懸念に申し訳なくて送ることができず、一人で持っていた話を皆様に伝える。喧嘩しないで。恨まないで。どうぞソルリが伝えた真理を一緒に書こうと、皆様に頼む。疑いではない。憎みでもない。嫌悪も、恨みでもない。愛でなければならない。そうすべきだ。誰でも持っている感情だろう。

2019年10月16日

頼みます。お願いします。

誰も間違っていないです、誰の過ちでもないです。僕たちは最善で持たざるを得ない現在を生きています。どうぞ恨まないで、後悔しないで、反省しましょう。そしてまた手を出して心を開いて互いを慰めましょう。

もう会えないソルリを、その名前を無駄にしてはいけないと思います。

愛しています。

記者 : イ・スンロク