チョン・イル、演劇「エレファント・ソング」主演に抜擢…11月に韓国で上演

OSEN |

写真=Nine Story
2年ぶりのカムバック予告と同時に、今年下半期最高の期待作に浮上した演劇「エレファント・ソング」が、来週1次チケット販売開始を控え、チョン・イル、カン・スンホ、クァク・ドンヨン、イ・ソクジュン、コ・ヨンビン、ヤン・スンリ、コ・スヒら、超豪華キャスティングを公開した。

演劇「エレファント・ソング」は、突然跡形もなく消えてしまった医師ローレンスの行方を探すために病院長グリーンバーグが彼を最後に目撃した患者マイケルの元を訪れて繰り広げられるストーリーを描いた作品で、マイケルの世話をする婦長のピーターソンと3人の会話が緻密に交差しながら展開される高度の心理劇である。

「エレファント・ソング」は、2015年にアジアで初めて韓国初演を披露するとともに、その作品性を認められて大成功を収め、翌年開かれた「第12回ゴールデン・チケットアワード」演劇部門で受賞の快挙を成し遂げた。初演からシーズンごとに作品の解釈で深みを増しながら「エレファント・ソング」を引っ張ってきたキム・ジホ監督が、今回も指揮をとる。

まるでゲームをするかのように、訳のわからない象の話ばかり並べる少年マイケル役にはチョン・イル、カン・スンホ、クァク・ドンヨンが抜擢された。

2017年の公演でマイケル役を務めて、初めて演劇舞台に挑戦し、安定した演技力を見せてデビューに成功した俳優クァク・ヨンドンが、「エレファント・ソング」に対する格別な愛情で、2年ぶりに再びマイケル役で戻ってくる。そこに演劇「R&J」「ビー BEA」「ヒストリー・ボーイズ」などに相次いで出演して存在感を見せ、最近大学路(テハンノ、韓国の劇場が密集している演劇の街)で最も注目される新人として浮上した俳優カン・スンホが、今季のマイケル役に起用された。

今年、SBSドラマ「ヘチ」で大きな支持を受けた俳優チョン・イルが、クァク・ヨンドン&カン・スンホと一緒に新しいマイケル役で合流し、9年ぶりに舞台に上がる予定だ。ドキュメンタリー「野生探査プロジェクト - ワイルドマップ」の司会から、間もなく放送を控えているバラエティ番組「新商品発売ピョンストラン」まで、様々なジャンルを行き来しながら活発な活動を続けているチョン・イルは、忙しいスケジュールの中での演劇出演で注目を集めている。

2016年の再演から翌年まで、病院長グリーンバーグ役を務めて重量感のある演技を披露した俳優イ・ソクジュンとコ・ヨンビンが、もう一度同じ役で舞台に立つ。また、ミュージカル「イ・ソンドン クリーンセンター」「ファンレター」などで、素晴らしいキャラクターを披露した俳優ヤン・スンリが、今シーズンで新しくグリーンバーグ役に抜擢された。

劇中でマイケルの世話をする婦長ピーターソン役には、2015年の初演から変わらず「エレファント・ソング」の舞台を守ってきたベテラン俳優コ・スヒが“元祖ピーターソン”らしく今シーズンも作品と共に戻ってくる。演劇「イガリアの娘たち」に出演中の女優パク・ジアと、「島:1933~2019」、「イ・ソンドン クリーンセンター」などに出演して、個性あふれる演技力で強い印象を残した女優イ・ヒョンジンが、今回の公演で新たにキャスティングされ、ピーターソン役を務める。

ベテラン俳優たちの完璧な演技アンサンブルを予告し、カムバックに対する期待を高めている演劇「エレファント・ソング」は、10月22日より韓国のYES24 ステージ3館で開演する。

記者 : パク・パンソク