映画「静かな雨」出演の仲野太賀&元乃木坂46 衛藤美彩「釜山国際映画祭」レッドカーペットに登場“とても嬉しい”

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©2019「静かな雨」製作委員会 / 宮下奈都・文藝春秋
様々な役どころを自在に演じ分ける本格派俳優として注目されている仲野太賀と乃木坂46を卒業し新たな一歩を踏み出した衛藤美彩のダブル主演映画「静かな雨」が、2020年新春より全国順次公開となる。

本作は、「羊と鋼の森」で2016年の本屋大賞1位を受賞した作家・宮下奈都の小説デビュー作を映画化したもの。監督は、「四月の永い夢」(2017)で世界4大映画祭のひとつモスクワ国際映画祭コンペティション部門に選出され、国際映画批評家連盟賞とロシア映画批評家連盟特別表彰をダブル受賞し、新作「わたしは光をにぎっている」(2019)で同映画祭に特別招待されワールドプレミアを果たした新鋭・中川龍太郎。

日本人が持つ“真の愛”と、誰もが感じた事のある“無力の愛”を描いた作品となっている。

10月3日(木)、「第24回釜山国際映画祭」のレッドカーペットに、タキシード姿の仲野太賀と胸元の赤がポイントになっている黒ベースのドレスをまとった衛藤美彩、そして中川龍太郎監督が登場。初めて釜山国際映画祭に参加したW主演の仲野・衛藤よりコメントが届いた。


<仲野太賀コメント>

「静かな雨」で、初めて釜山国際映画祭に来ることができて、とても嬉しく思っています。ワールドプレミアとして映画祭で上映されること、非常に嬉しく思っておりますし、最後まで映画祭を楽しんでいきたいです。レッドカーペットを釜山で歩いてみて、東京とは異なった空気感の違いやお客様の反応が新鮮でした。短い撮影期間でしたが、中川監督と肩を組んで情熱を込めてつくった作品なので、よい作品になっていると思っています。本作をご覧いただいて、韓国の皆さんがどのように反応されるかが非常に楽しみです。


<衛藤美彩コメント>

初主演映画となりました。自分にとって初めての映画で、こんな素敵な国際映画祭に呼んでいただいて、嬉しいです。レッドカーペットを歩いた時は、とても緊張しましたが、景色は最高でした! 今年の1月に撮影した作品です。韓国の皆さんが、上映中、作品に対してどのように反応するのか見てみたいですし、自分の気持ちを韓国の皆さんの気持ちに合わせながら鑑賞したいと思います。

■作品情報
「静かな雨」
2020年新春、全国順次公開

出演:仲野太賀 衛藤美彩
三浦透子 坂東龍汰 古舘寛治 川瀬陽太
河瀨直美 / 萩原聖人 / 村上淳 / でんでん

監督:中川龍太郎
脚本:梅原英司 中川龍太郎
チーフプロデューサー:和田丈嗣 プロデューサー:藤村駿 木ノ内輝
アシスタントプロデューサー:新井悠真 ラインプロデューサー:保中良介
撮影:塩谷大樹 照明:西尾慶太 録音:伊豆田廉明 音響効果:柴崎憲治
美術:安藤秀敏 菊地実幸 ヘアメイク:榎本愛子
スタイリスト:都甲真名美
助監督:近藤有希 監督補佐:佐近圭太郎 制作担当:久保田辰也
編集:田巻源太
スチール:四方花林
音楽:高木正勝
製作:WIT STUDIO 制作:WIT STUDIO、Tokyo New Cinema
配給:キグー
©2019「静かな雨」製作委員会 / 宮下奈都・文藝春秋

<ストーリー>
大学で生物考古学研究助手をしている行助(仲野太賀)は、パチンコ屋の駐車場でおいしそうなたいやき屋を見つける。そこは、こよみ(衛藤美彩)というまっすぐな目をした可愛い女の子が一人で経営するたいやき屋だった。そこに通ううちにこよみと少しずつ親しくなり、言葉を交わすようになる。
だがある朝、こよみは交通事故で意識不明になってしまう。毎日病院に通う行助。そしてある日、奇跡的に意識を取り戻したこよみだが、事故の後遺症で記憶に障害があることがわかる。事故以前の記憶は残っているが、目覚めてからの記憶は一日経つと消えてしまうのだ。行助は記憶が刻まれなくなったこよみと、変わらずに接していこうとするが……。

■関連サイト
オフィシャルサイト:https://kiguu-shizukana-ame.com

記者 : Kstyle編集部