「世界で一番可愛い私の娘」ホン・ジョンヒョン“キム・ソヨンとのラブシーンに夫のイ・サンウが…”

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写真=C-JeSエンターテインメント
俳優ホン・ジョンヒョンがドラマ「世界で一番可愛い私の娘」に出演した感想を伝えた。

ホン・ジョンヒョンはドラマ「世界で一番可愛い私の娘」で、ハンソングループの財閥2世であるが、自身の力で生きていく立派な熱血青年ハン・テジュ役を演じた。自身の正体を隠したまま、ハンソンアパレルに新人社員として入社し、人生のパートナーカン・ミリ(キム・ソヨン)と出会う彼は“素直な年下男”の魅力で視聴者たちから愛された。

今回の作品を終えた彼は「これまでの作品中で、一番長い作品でした。撮影を始めたばかりの頃はとても心配しました。週末ドラマは初めてだったので、ちゃんとできるのか不安でした。しかし放送が終了して振り返ってみると、いつこんなに時間が経ったのだろうと思いました。現場の雰囲気も良かったですし、多くの先輩方が助けてくださったお陰で無事に撮影を終えることができました。視聴者の皆さんのおかげで元気をもらいました。忘れられない作品です」と感想を伝えた。

ホン・ジョンヒョンは「世界で一番可愛い私の娘」での複雑な設定に関して、「監督が現場でも『ドラマは特定した事件やキャラクター設定によって展開されるのではなく、僕たちが生きていく物語を見せるものだ』と、よく話してくれました。癌などの設定は、不快に感じる方もいるかもしれないと思いました。経験や記憶がある方々なら……しかしそれは誰にでもあり得る出来事なので。僕はまだ経験したことはありませんが、ある人が僕に共感し、悲しくてたくさん泣いたと話してくれました。辛い記憶も思い出したそうですが、胸がスッキリして、慰めになったと話してくれた方もいました」と語った。

相手役を努めたキム・ソヨンについても語った。ホン・ジョンヒョンは「キム・ソヨンさんとの共演が確定してから、キム・ソヨンさんを知っている人たちから『良かったね』『おめでとう』という言葉をたくさん貰いました。そして実際に会ってみたら、キム・ソヨンさんはとても優しくて、純粋な人でした。僕の方が後輩なのに、気楽に演技することができるように配慮してくれました」と、キム・ソヨンを好評した。

「歴代の相手役の中で、年の差が一番大きかったと思いますがいかがでしたか?」という質問には「同僚までとは言いませんが、僕は気楽に撮影することができました。キム・ソヨンさんが童顔で、僕は老け顔なので良く似合うと言われたりもしました。年の差は気にせず、撮影に集中しました」と笑いながら語った。

また、キム・ソヨンとのロマンスに、キム・ソヨンの夫イ・サンウが嫉妬したと伝え、注目を集めた。「夫のイ・サンウさんが嫉妬していたと、キム・ソヨンさんが教えてくれました。劇中、大胆なスキンシップがあったのですが、そのシーンについては事前に話していなかったそうです。しかしそのシーンを見てしまって、嫉妬したそうです」と話した。

非現実的な程完璧なキャラクターであるハン・テジュについてホン・ジョンヒョンは「テジュという人物は一言で表すと“体も心も元気な人物”でした。たくさんのものを手にしている財閥なのに、そんな風に頑張らなくても十分に何でもできる人物なのに、自身が直接経験し、学ばないと、自分のものではないと思う人物です。素敵だと思いました」と伝えた。

またホン・ジョンヒョンは「実際の僕に対してもそのように思っている方がいるようです。『気楽に生きてきた、“クムスジョ(黄金のスプーンと箸という意味:裕福な家に生まれた人)”のイメージだ』と。実際に僕は苦労はしていませんが、クムスジョではありません。テジュ役を演じながら共感したことは、僕は僕に与えられた環境に不満を持たずに、一歩ずつ前に進んできましたが、テジュも同じだと思いました」とコメントした。

記者 : イ・スンギル