キム・ミンジョン、小児がん患者のために髪の毛を寄付…ショートカットに変身

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女優キム・ミンジョンが、小児がん患児のために髪の毛を寄贈したことが明らかになった。

小児がん患者のための、かつら寄付団体である「オモナ運動本部(理事長キム・ヨンベ)」は9月25日、「キム・ミンジョンが長い期間伸ばしてきた自身の髪の毛を、小児がんを患っている子供たちに寄贈した」と伝えた。

「オモナ運動」は、「幼いがん患者のための髪の毛を分かち合う」の略語で、一般人の髪の毛を寄付してもらって、子ども用の抗癌かつらを製作し、小児がんの子供たちに無料で与える有意義な寄付運動である。

抗がん治療の過程で、髪の毛がたくさん抜ける小児がん患者たちは、心理的な苦痛を軽減させるために髪を丸刈りにする場合がほとんどである。このような小児がん患児たちの精神的、肉体的治療効果を高めるためにも、抗菌処理された抗がん用かつらを使用することが効果的だが、抗菌処理された100%人毛のかつらは、数百万ウォン(約数十万円)に達する高価なものであり、介護している家族には財政的負担が大きかった。

これにより、汎国民運動に拡大するために、2014年に発足した「オモナ運動本部」は、一般の人々から寄付してもらった髪の毛で、毎月1~2つの抗がん用かつらを製作して小児がん患者に渡している。現在までキム・ミンジョンだけでなく、多くの芸能人と一般人が「オモナ運動」に参加し、小児がん患児たちに希望となるかつらを無料で寄付する活動を進めている。

オモナ運動に参加を希望する人は、25cm以上の髪の毛30筋(カラーリング、パーマなど可能)以上を封筒に入れて、オモナ運動本部に問い合わせるか、送付すればいい。長い髪の毛を切って寄付することはもちろん、普段から髪を梳かしたり、乾かす時に抜けた髪を集めて寄付することも可能である。

オモナ運動本部側は「キム・ミンジョンが、脱毛に悩まされる小児がん患者にかつらは完治に対する希望になることを知り、ドラマや広告撮影など忙しいスケジュールの中で、髪の毛を寄付する方法を調べるなど、積極的な意志を表したと聞いている。小児がんに悩まされる患児たちに小さな希望になってくれる温かい手がもっとたくさん必要だ」と伝えた。

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記者 : パク・アルム