「ザ・バッド・ガイズ」チャン・ギヨン“映画デビューに感激…カン・ドンウォン先輩を見てすごいと思った”

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写真=CJエンターテインメント
「映画では新人ですが、新人に見られたくなかったし、でも一方ではそう見られたい気持ちもありました。それでもっと一生懸命に、情熱的に、気合を入れてやりました」

「ザ・バッド・ガイズ」(監督:ソン・ヨンホ)に出演した俳優チャン・ギヨンは最近、Newsenとのインタビューで、映画初出演の意気込みを語った。

先立って、映画の公開前に「初の映画がうまくいってほしいです。それが一番大きな心配です」と緊張した様子を見せたチャン・ギヨンだったが、心配は無用だった。チャン・ギヨンは「ザ・バッド・ガイズ」で過失致死罪で懲役5年を言い渡された冷血人間コ・ユソンに扮し、映画に初挑戦して好評を博した。

映画デビューに成功したチャン・ギヨンは、「とても感謝しています。初めての映画、映画デビュー作なのに、僕にはあまりにも大きい役を任せていただいて、とても感謝しています」と話した。チャン・ギヨンは「なのでコ・ユソンという人物に最善を尽くすのは当然で、アクションなどは初めてでしたが、初めてでないように見せたかったです。映画では新人ですが、『ザ・バッド・ガイズ』はひとつのチームでそれぞれ個性が強いので、コ・ユソンの特色に合わせて話し方やアクション、ジェスチャーなどをどうすればコ・ユソンのように見せられるか、たくさん悩みました」と振り返った。

特にチャン・ギヨンは、強烈なアクションに力を入れた。チャン・ギヨンは「7割から8割がアクションだったので、初めて撮影する前、ソウルアクションスクールに通ってたくさんトレーニングしました。アクションは安全にしなければならないし、危険な部分もあるためです」とし、「負傷はなかったです。十分リハーサルをしたし、アクション俳優の先輩たちとも十分に合わせてみて、姿勢などが不自然ではないか、何度も確認しました。僕の身体が覚えれば、できるだけ安全なレベルでアクション俳優の方や監督たちがしっかり教えてくれたので、そのままやりました」と伝えた。

何よりもチャン・ギヨンは、大型スクリーンに自分の顔が大きく映る映画に感激した。チャン・ギヨンは「どんな感じなのか分からないです。映画のスクリーンに自分が出るという計画は、僕の人生にはなかったことでした。僕が描いていたことではありませんでした。映画『オオカミの誘惑』でカン・ドンウォン先輩が大きなスクリーンに登場したとき、『本当にカッコいい』と思いました。映画にはすごい人たちだけが出てくると思っていました。トップ俳優だけが出られると思っていましたが、時間が経ってある瞬間、蔚山(ウルサン)出身の僕がスクリーンに出ることになりました。僕の人生に起こるとは思っていなかったことなので、嬉しいけれど、不思議な気分です。3、4回くらい観てこそ『僕が撮ったんだ』という実感が湧くと思います」と率直に話した。

続けてチャン・ギヨンは「舞台挨拶への憧れもありました。最近、先輩の舞台挨拶に行ったり、客席に座って拍手をして、宣伝もしたりしましたが、僕にも舞台挨拶をする日が来るのだろうかと思っていました。まさか、まさかと思いました。『まさか僕には来ないだろう』と思っていたのに、(チャンスが)来ました。初めて経験しましたが、とても不思議な気分でした。僕の舞台挨拶に家族や友達、ドラマ『ゴー・バック夫婦』『マイ・ディア・ミスター~私のおじさん~』『ここに来て抱きしめて』『KILL IT-キルイット-』「恋愛ワードを入力してください~Search WWW~」で共演した先輩たち、監督や脚本家の皆さんが来てくれました。僕が夢見てたことでしたが、実際に時間が経って僕の目の前で母と父が僕を誇らしく見ていました」と付け加えた。

そして「友達、ドラマで一緒に頑張った先輩や監督、脚本家さんなど、一人一人をちゃんと見てあげたかったし、もっとたくさん話したかったのですが、舞台挨拶の時間が足りなくてできませんでした。気が気でなかったです」と残念な気持ちを伝えた。

これを機に映画の魅力にハマッたチャン・ギヨンは、「またできたらいいなと思います。映画はすごくいいと思いました。ドラマもとても魅力的です」と様々なジャンルで活躍することを予告した。

記者 : パク・アルム