Davichi イ・ヘリ、新曲「私だけ痛いこと」MV公開…共感100%の別れの感性

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写真=Stone Musicエンターテインメント
Davichiのイ・ヘリが、新曲「私だけ痛いこと」を通じて“秋の感性”で戻ってきた。

23日午後6時、各音楽配信サイトでは、イ・ヘリのニューデジタルシングル「私だけ痛いこと」がベールを脱いだ。Davichiとして約11年間、数多くのヒット曲を誕生させ、人々の期待を一身に受けてきただけに、イ・ヘリの今回のソロでの新曲も大きな関心が集まった。

新曲は大変だが別れを受け入れる女性の切ない心を込めた歌詞が印象的なバラード曲。淡々とした導入部から終盤に行くにつれて高まる感情を、イ・ヘリの圧倒的なボーカルで歌い、別れた女性の悲しみをより一層最大限に引き上げた。

叙情的なピアノ伴奏に合わさるイ・ヘリのきれいな音色は、声だけでリスナーたちの注目を集める。ゆっくりと積み上げる感性は、華やかなテクニックがなくても一本の映画のようだ。まるで聴く人々の日常までドラマにするメロディーと歌声。秋の寂しい雰囲気に似ていて、多くの人々のプレイリストに定着するものと予想される。

共感を呼ぶ歌詞は、特にイ・ヘリが自ら参加して意味を加えた。tvNドラマ「ホテルデルーナ」のOST(劇中歌)である少女時代のテヨンの「あなたという詩」を作曲したminGtionと歌手ソン・ハイェの「Your regards」を作曲したNoheulがタッグを組んで誕生させた音楽に、イ・ヘリだけの感性をそのまま詰め込んだのだ。

「ぼんやり また一日中/意味のないことだけ考えた/違うと違うと/別れを言うもが/こんなに辛いなんて」

「どうせ私が愛した君ももうここにはいない/この瞬間にも君は少しも私のことを考えていないから/幸せだった、愛してると言っていたあの日、私たち あの時の君/私を抱きしめてくれた君をもう手放してあげる」

普遍的な愛と別れの感性をイ・ヘリの観点で表現し、多くの人々の共感を得る上で十分であるように見える。センチメンタルな秋の夜、日常の余白を満たしてくれる名曲の誕生だ。そこに一緒に公開されたミュージックビデオには、秋だからこそ満喫することができる夕焼けが豊富に盛り込まれ、視覚的な楽しさも加えた。

記者 : イ・ソダム