Wanna One&X1「プロデュース」シリーズから誕生した2組が大活躍…それぞれの魅力とは?

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写真=TVレポート DB
Mnet「プロデュース101」シーズン2と「PRODUCE X 101」で誕生したグループWanna OneとX1。「プロデュース」シリーズ出身のボーイズグループで、SWINGエンターテインメントに所属している点が共通している。

両グループ共にデビュー前からたくさんの“国民プロデューサー”たちの熱い関心と愛をもらい、高沢(コチョク)スカイドームで華麗なスタートを切った。これと共にMnetでは彼らの単独リアリティ番組が放送され、デビュー曲で配信チャートの上位圏にランクイン、音楽番組1位獲得が続いた。

このように似ているところの多い両グループだが、違いも存在する。Wanna OneとX1のそれぞれの魅力を分析してみた。

写真=Wanna One公式Twitter

個人練習生と“経歴者”

Wanna Oneには個人練習生のキム・ジェファンがいた。レベルの高い歌唱力で印象を残したキム・ジェファンは、Wanna Oneのメインボーカルを務めた。所属事務所がなく、自ら能力値を高めなければならなかったキム・ジェファンがデビュー組に入ると、“国民プロデューサー”たちは“成功した自営業者”というあだ名をつけたりもした。

「PRODUCE X 101」にも多くの個人練習生が参加した。制作発表当時、アン・ジュニョンプロデューサーは、「個人練習生にチャンスをあげたくて公開募集をした」とし、個人練習生の選抜に力を入れたとも明かした。

しかし、X1に合流したメンバーの中に個人練習生はいなかった。代わりにデビュー経歴のあるメンバーが増えた。Wanna OneでNU'ESTのミンヒョン、HOTSHOTのハ・ソンウンが“経歴者”であったとすれば、X1にはUP10TIONのキム・ウソク、VICTONのハン・スンウ、UNIQのチョ・スンヨン、IMのイ・ハンギョルがいる。

彼らはステージ経験のある練習生らしく、「PRODUCE X 101」で頭角を現した。これまで培ってきた安定的な実力とチームを引っ張るリーダーシップを発揮したのだ。番組出演中はグループ活動からは離れ、再び練習生に戻って再跳躍を夢見る彼らに、国民プロデューサーは応援を送った。

写真=X1公式Twitter

“高校生”の末っ子と“中学生”の末っ子

Wanna Oneの末っ子だったライ・グァンリンは2001年生まれで、当時韓国の年で17歳だった。リーダーで最年長のユン・ジソンとは10歳の年の差があった。

X1の末っ子ナム・ドヒョンもリーダー兼最年長のハン・スンウと10歳の年の差がある。2004年生まれのナム・ドヒョンは今年16歳で、1994年生まれのハン・スンウは26歳だ。

180㎝を超える長身で“ジャイアント末っ子”になったということも同じだが、各メンバーが“高校生”末っ子と“中学生”末っ子に接する方法は少し違う。Wanna Oneが末っ子とゴタゴタと距離感なくいたずらする姿をたくさん見せたとしたら、X1は末っ子のことを気にかけ、ケアする雰囲気が強い。

写真=Wanna One公式Twitter

活動期間は1年6ヶ月と5年

活動期間はWanna OneとX1で異なる。2017年8月にデビューしたWanna Oneは、今年1月に最後のコンサートを開催し、1年6ヶ月間活動した。

一方X1は5年間という長い時間、共に活動する。2年6ヶ月間X1としての完全体の活動をした後、残りの2年6ヶ月は、所属事務所を通じて個人活動を並行することができる。

「PRODUCE X 101」は制作発表会で「ファンがグループをより長く見られる期間を確保するために活動期間を5年にした」とし、以前のシーズンでファンが残念に感じられた部分を補完したと明かした。

写真=X1公式Twitter

タイトル曲のクオリティ保障と新しい挑戦

Wanna Oneのデビューアルバムのタイトル曲「Energetic」は作曲家のFlow Blow、PENTAGONのフイとウソクの作品だ。彼らはこれに先立ち、「プロデュース101」シーズン2のコンセプト評価曲である「NEVER」を提供し、大人気を得た。

当時1位を獲得したステージは「開けて」だったが、「NEVER」は音楽配信チャートで1位を獲得して注目を集めた。Wanna Oneは「NEVER」でプロデュースの実力が認められたFlow Blow、フイ、ウソクとデビュー曲を作業し、「プロデュース101」シーズン2での縁を続けた。

X1のデビュー曲「FLASH」の作詞、作曲はScore(13)、Megatone(13)、Onestar(MonoTree)など、多少見慣れない名前だ。有名作曲家にタイトル曲を任せず、新しい挑戦を試みたのだ。

Score(13)、Megatone(13)、Onestar(MonoTree)はBlock Bの「YESTERDAY」、NCT DREAMの「Walk You Home」、GFRIENDの「Love Oh Love」など、多数のアイドル曲に参加している。

写真=SWINGエンターテインメント

予想された人気と異例の記録

Wanna Oneの人気と成功は「プロデュース101」シーズン2放送当時から予想可能であった。番組の放送中、シンドロームクラスの熱い関心を受けてきたためだ。

また正式デビュー前から多くの“国民プロデューサー”が集まったファンダムが作られ、Wanna Oneのデビューアルバムの予約注文量は50万枚に達した。「Energetic」は発売と同時に各種音楽配信サイト1位となり、音楽番組1位のトロフィーも多数獲得した。Wanna Oneに対する様々な番組と広告業界のラブコールは絶えなかった。

X1は、「PRODUCE X 101」で投票数操作議論が浮上したにも関わらず、新人として異例の記録を立てている。

先月27日に発売されたX1のデビューアルバムは新人グループ初で初動売上52万枚を突破し、「ハーフミリオンセラー」を達成した。さらに地上波の音楽番組への出演を議論している状態にも関わらず、地上波を含め音楽番組で1位を多数獲得し、現在も記録を更新中だ。

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写真=SWINGエンターテインメント

記者 : キム・ミンジ