自由韓国党のチャン・ジェウォン議員が息子であるラッパーNO:ELの飲酒運転事件の和解金の額が公開されると、警察の捜査情報の流出が深刻だと批判した。

チャン議員は本日（11日）、自身のFacebookを通じて「警察から流出されていなければ、到底明らかになることがない事実が、メディアを通じて流布されている」と明らかにした。

これに先立ってあるメディアは報道を通じて、「NO:ELが、被害者と3500万ウォン（約350万円）で合意した」と報じた。

この報道に対しチャン議員は「飲酒運転での事故は明らかに国民的に非難されるべき犯罪だ。私の息子は、必ず自分の誤りに相当する罰を受けなければならない」と考えを述べた。

その一方で「警察が悪意のある世論の造成のために、捜査の過程で得た情報を無差別に流出し、頻繁に被疑の事実を公表する行為も被疑者の人権を無惨に踏みにじる重大な犯罪行為である」と警察を批判した。続けて、「私はこのような想像を絶する警察の捜査情報の流出と、被疑者の事実公表について検察に告発する」と法的対応を主張した。

NO:ELは7日未明、ソウル麻浦（マポ）区で飲酒した状態で車を運転していた際にバイクと衝突する事故を起こした。NO:ELの血中アルコール濃度は0.08％以上で免許取り消しレベルであったことが確認された。