“Wanna One出身べ・ジニョンのグループ”とばかり呼ばれるのはもったいない。これは新しく歌謡界にデビューしたグループCIX（シーアイエックス）の話だ。

CIXは、7月に発売した「Movie Star」で華やかにデビューした。世界的なダンスクルーであるJust Jerkが振り付けに参加し、パフォーマンスに勝負をかけるという目標を掲げた。

CIXはデビュー前から関心を浴びた“ラッキー”なグループでもある。それは、メンバーのべ・ジニョンの存在が大きい。Wanna One出身べ・ジニョンが所属しているチームとして、最初から注目を浴びたのだ。

べ・ジニョンは、CIXのデビューショーケースで「Wanna One活動後、再びデビューすることにプレッシャーを感じた」と言いながらも「Wanna Oneでの活動を通して得た経験を生かして、なんでも披露できそうだ」と自信を示した。

CIXが“べ・ジニョン”のネームバリューを超え、グローバルアイドルに生まれ変わると期待が高い。そんなCIXだけが持っている強み、目標などを紹介する。

# 未知数の完成

CIXは「Complete In X」の略語だ。未知数の完成という意味を持っている。完全体である時に完成されるという意味だ。

中毒性の強い歌はもちろん、挑発的なパフォーマンスでチームの色を強調した。「Movie Star」のサビに登場する頭から腰までなでおろすポイント動作が特に印象的だ。魅惑的な眼差しとセクシーな振り付けも特徴的だ。「歴代級パフォーマンスを披露する」という覚悟にふさわしい。

# ベトナムを虜にした新人グループ

CIXはもう大衆の心を捉えた。グローバルな活動も波に乗っている。CIXは、NAVERのライブ映像配信アプリ「V LIVE」のベトナム唯一のチャートショー「V Heartbeat Live」に初めて出演した。韓国を代表するアーティストとして出席した。

所属事務所によると、CIXは全員で参加する初めての海外スケジュールであるだけに、「V Heartbeat Live」で多彩なステージとハイタッチイベントを行いながら、ベトナム現地を熱く盛り上げた。

他にも10月4日にはインドネシアのマスコミを対象にしたショーケース、10月25日にはドイツでオムニバス公演、11月3日にはタイのマスコミを対象にしたショーケースを行う予定だ。

# 今後の日本活動にも注目

CIXは、日本での活動も準備している。ワーナーミュージック・ジャパンを通じて日本活動を繰り広げる予定だ。

C9エンターテインメントは「CIXの成長の可能性を高く評価し、デビューと同時に契約を締結した。今後日本でトップボーイズグループになれるように、全面的な支援を約束した」と明かした。

ワーナーミュージック・ジャパンは、CIXの日本活動のために専担チームを構成したと知らせ、期待が高まっている。

「最も大きな目標は、新人賞」と自信を示したCIX。業界の反応もかなり前向きだ。

CIXの成長を見守っている多くの歌謡界関係者は「“べ・ジニョンのグループ”として有名だが、目をつけるべき良いメンバーが多い」とし、「サバイバル番組『YG宝石箱』出身のスンフンとBXも認知度がかなり高い。すでに優れた実力を備えているアイドル」と絶賛した。

そして「すでに完成されたデビューのように思える理由が、日本の事務所とも契約を締結した点だ。外国人メンバーが一人もいないグループの、有意義な歩みだと思っている」と期待を示した。

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